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異世界リクルーター  作者: 味敦
第二章 ミツイ 異世界に捕らわれる
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53.ミツイ、落第生になる(その2)


 池の底にあった小さな空洞に、紫色の珠がついている台座が設置されている。大きさはミツイが片手で持てるくらい。コケ一つついておらず、綺麗なまま、水の奥に隠れていたもの。

 先日見たのと同じ光景を目にしながら、その前を阻む紫色の人影を見やる。

 思ったとおり、水球がミツイの進行を阻むことはなかった。正確には作られているようだったのだが、水の中では上手く使えないらしい。水流が押し寄せてくる感触から、何か攻撃を受けていることは理解できた。


 こちらも会話はできないので、ただひとすら前方へと進もうとする。息が切れたら地上に戻らないといけないから、邪魔者がいても交戦する余裕などない。それ以前に、水中で戦える能力など持っていなかった。

 押し寄せてくる水流をかきわけ、バタ足で進んでくるミツイを、紫色の人影は珍妙なものを見るかのような目で見たが、やがてミツイの動きは泳げる人間のそれだと気づいたらしい。


(こっちの人間は、バタ足したりしないのかね)


 バタフライこそできないが、クロールも平泳ぎも背泳ぎも、学校で習う程度の泳ぎならばミツイはできる。

 水中で自身をコントロールをするなら、手は平泳ぎで足はクロールというのが一番速かった。素もぐり名人やらスキューバダイビングの名手やらと比べられては困るが。

 紫色の人影は、ミツイを捕えようと動きはじめた。さすがに水の化身だけあって速かったが、何しろ水である。水中でできるのは、水圧が身体にまとわりついてくるという回りくどい攻撃方法に限られるようだ。

 強引に腕をかいてしまえば、そのくらいはどうにかなった。どうやら水中戦は、思いのほか有効だった。


 紫色の珠にたどり着く前に、人影は焦りを見せた。

 ぶうんっと身体を震わせたかと思うと、周囲の水に溶け入りはじめたのである。紫色の輪郭がブレ、周囲に煙のように広がっていく。どうやらこれは、ミツイの体内に入り込む作戦だろうとミツイは思った。


(拒みようがねえな、これは!)


 向こうの狙いが分かれば、もはや急ぐだけだ。紫色の煙のせいで視界が悪くなったのは難点だが、同時に水圧として拒むものもなくなった。ミツイは足を大きく動かし、一気に紫色の珠を手にした。

 台座ごと持ち上げたせいで、バランスが崩れる。空洞を蹴りつけ、思い切り水上へと浮上をはじめた。


 潜るよりも上がる方が速い。人間は、基本的には水に浮く構造になっているのだ。

 水上に顔を見せたミツイは、思い切り息を吸い込んだ。


「げほっがはっ……」


 素もぐりの自己新記録を更新した自信がある。なんとか急いでこれを、と目でチビスケを探した時だ。足を、誰かにとられる感触が届いた。


「くそう!」


 ミツイは台座ごと投げた。狙いが悪かったのと振りかぶる余裕がなかったせいで、台座はすぐそばに落下したが、幸いにして池の外だ。


「がぼがぼがぼがぼっっっ………」


 泳いでいる人間の足を引っ張るなどと、危険行為だ。間違いなく溺れる。

 だが、向こうはそれを狙っているのだからして、当然と言えなくもなかった。

 水中に引きずられたミツイは、せめてもの抵抗に口をふさいだ。水上に上がった瞬間に新しく確保できた空気は、そのほとんどが足を取られた瞬間に漏れ出した。両手で口を押さえているせいで、かろうじて保っているが、それとて数秒は無理だろう。

 紫色の人影が、紫色の煙の中からぼんやりと見える。


(ちくしょう。カッコ悪い)


 いつかも呟いた気がする言葉を、ミツイは脳裏で思い描く。

 それは、エルデンシオ王国に来る前、最後に地球で感じた感覚だった。

 貧血を起こした人間が、気絶した世界へと落ちて行く感覚。ブラックアウトしていく視界。


(このまま気絶したら、地球に戻れたりするのかな)


 それとも、そのままあの世に行ってしまうんだろうか。エルデンシオ王国から向かう三途の川も、日本人が知るそれと同じなんだろうか。次に転職するとしたら、あの世の門の番人なんかもいいかもしれない。


(いや、良くねえだろ!それって転生すらしてねえよ!)


 自分にツッコミを入れながら、ミツイはどこまでも水中に潜っていき……、すぐに足がついて、我に返った。


(そういや池だった!湖じゃねえんだから、そこまで深くねえんだよ!)


 一瞬、何もかも諦めたような気がしたが、そんなことはない。よく考えれば、この池は25メートルプールほどの広さもないのだ。こんなところで溺れていては、水泳の授業が泣く。


「ごぼごぼごぼごぼっっっ」


 口の中から最後の泡を吐き出すと、ミツイは思いっきり底を蹴った。

 今度は油断しない。全力でバタ足をしながら水上に顔を出すと、池のそばの地面へと這い上がり、一気に地上へ転がり出た。


「うげええええええええええええ」


 やっぱり水はいくらか飲んでしまった。とりあえず出せるだけ吐き出してから、ミツイは周囲を見やる。

 チビスケがバリバリと紫色の珠を噛み砕いているのが見えた。

 そして肝心の紫色の人影といえば、そのチビスケの様子へ、青ざめているのが見える。ミツイは、紫色の人影に顔色があるとは思わなかったので驚いた。


「そこっ!」

 

 池の周囲に転がっていた石を拾い上げると、ミツイはそれを人影に投げた。

 ばしゃん、と水しぶきのような音がして石は貫通したが、衝撃を殺されてそのまま池へと落下していく。


 ハッと紫色の人影がミツイを見やった。


『よくも、よくもよくもよくも!あの方からお預かりした大事な品だというのに!』

「ははは、だったら良かった。ぜんっぜん関係ない品物だったらどうしようかと思ってたんだよな!」

『おのれ、許さん!増幅器が壊れたことに、先方が気づく前に殺してくれる!』

 

 紫色の人影が、再び池へと半分潜る。水球を生み出しつつある気配に気づいて、ミツイは再び石を拾い上げた。今度は両手に一つずつだ。


「打ち返せないなら、受け止めてやるぜ」


 杖の動きを習う時に、剣闘士にされた時に、肉体が覚えたのは攻撃の受け流し方だ。

 真正面から受け止めてはダメなのである。それでは受け止めたこちらにもダメージがくる。そうではなく、攻撃を別の方向へと受け流してしまえば、こちらも反撃が可能だし、ダメージもほとんど入らない。

 ミツイは痛いのは嫌いだ。相手の攻撃を受け止めて、強さを実感して笑うようなバトルマニアにはなれそうもない。


 飛んでくる水球を見極めて、一瞬触れた瞬間に軽ければ避ける。重ければ受け流して地面に落とす。

 かわしながら一歩一歩、池から距離をとる。


 可能であれば紫色の人影を、池の中から引きずり出したかった。池の中に半身を入れている限り、相手の攻撃は無限に続く。なにしろこの池は、どこかで湖と繋がっているのだ。湖の水量がすべて敵の本体だと考えれば、いくら避けても切りがない。


『タベタヨ!』


 脳裏に、チビスケの声が響いた。良くやったと激励を送りたい気持ちを静めて、ミツイは攻撃を避け続ける。

 『何か』だろうとは思ったが、正体は不明だった紫色の珠。その謎を、目の前の人影はうっかりと漏らした。

 増幅器と言ったぞ、とミツイは考えていた。

 何を増幅するのかは分からないが、それは人影の能力と関係があるだろう。つまり、水を操る力の方か、あるいは竜を病気にしている力だ。本体が水だと考えれば、どちらが増幅されていてもおかしくはない。本体能力を強化することも、目的の能力を強化することも、充分にありえる。


 答えは、すぐに分かった。

 上空を覆う巨大な影が、ミツイの視界を暗くしたのだ。

 

『人間の男』


 上空を覆った影は言った。


『魔物退治は協力してやろう』


 影は、リールディエルの倍はあるその巨体から、凍りつく氷の息を吐き出した。

 池一つが完全に凍りつくのを見つめながら、ミツイは驚いて空を見上げる。

 傷だらけの、この里にあってもっとも強いであろう竜が、そこにいた。


 先ほどの答えも分かった。竜は、竜石になるかあるいは魔性に堕ちるのを、その身の魔力で拒んでいる。拒みきれなくなった者から、竜石になり、あるいは魔性に堕ちるのだ。

 増幅していたのはその力だ。竜を侵すほどの毒素となるよう、増幅していたのだ。

 考えてみれば地上で最強であろう竜を病にするほどの毒素を、あの紫色の人影ひとつでまかなっているというのは無理があったのかもしれない。ミツイにはそのあたりの判断はつかないが、増幅が途絶えたとたん、長老がやってきたと言うことはおそらくそういうことなのだろう。


「……長老さん、氷のブレスだったのか」

『無傷な存在はおらぬと言ったが、われがそうでないとは言わなかっただろう』


 長老はそう言うと、巨体の脚をそのまま池へと落とした。

 ぐしゃぐしゃぐしゃりと粉々に砕けていく池の氷に、ミツイは驚いて声が出ない。

 表面だけではなく、池の底まで凍りついていたのである。紫色の人影がどこに逃げ出そうとしても、今のは逃げ切れなかったに違いない。

 いや、それは希望的観測かなとミツイは思った。

 湖の方に逃げていて、また同じことの繰り返しと言うのは、もう勘弁して欲しい。




  □ ■ □ 

 



 翌朝になった。

 全身濡れ鼠だったミツイは、持参した着替えでは服が足りず、やむをえずヒナージュが用意した服を着た。

 ロイネヴォルク王国から使者がやってくる際に持参する着替えの一種らしい。ミツイでは背の高さが足りず、丈が余ってしまう。様にならなかったが仕方がない。アルガートのことを考えれば、ロイネヴォルク王国の騎士たちは、ミツイよりもよほど体格がいいに違いなかった。


 竜の卵を孵すという約束を果たすため、ミツイは竜の産卵場所だという一角を訪れた。

 魔物退治のための方便だったので、反故にされたものかと思ったのだが、魔物を退治したからこそ、本来の竜の試験を受けるという流れに戻ったらしい。

 ミツイだけではなく、エレオノーラもチェリオもいる。シウルは馬車の番をするため来ていなかった。

 チビスケがぴぃぴぃ鳴きながら見守る中、ミツイはその光景を見やった。


 正直なところ、異様であった。

 ひたすらに広い野原のような場所に、ところどころに卵が転がっているのだ。大きさはチビスケを一回り大きくした程度のものであり、一抱えほどもあるため、卵には見えない。ゴロゴロしている岩のようだ。

 

「え、ええと……、どうすりゃいいんだ?」

「卵に語りかけてください。立会人の目の前で行うことが条件です。本人の資質を判断して、卵が応えれば孵る……はずです」


 わずかに自信がなさそうな声でヒナージュが言った。


「人間の国では、竜との相性や剣技、礼儀作法と言われていますけど。それはどちらかというと騎士としての役目を果たせるかどうかという点なのですね」


 そういいながら、エレオノーラはミツイを見やった。アルガートが薦めたこともあって、ミツイをここまで連れてきたが、魔獣使いの資格を得たからというのが理由であって、竜騎士という職種に限って言えば、ミツイは不適合者である。主に、礼儀作法が。もっともそれは、人間の国の場合であって、竜の里としては違うらしい。


「立会人は、自分が務めます。どうぞ皆様、挑戦してみてください」

「話しかければいいのか」


 ヒナージュの言葉にうなずいて、ミツイは近くにあった卵に触った。ほんのりあたたかい感触は、岩ではなく生き物だと思わせる。なんとなく撫でながら、ミツイは話しかけた。


「えーと、ミツイだ。起きてみねえ?」


 しーん。辺りを沈黙が包む。卵は身じろぎ一つしなかった。


「……おはよー、朝だよー、お目覚めの時間だぜー。オッス、元気かー」


 様々な挨拶を試みてみるが、同じである。

 挨拶のネタが切れてきたので、「グッモーニン」「ニイハオ」などと言いはじめたミツイをよそに、エレオノーラはチェリオを見やった。竜騎士志願という形でエレオノーラと共にやってきたチェリオだが、この場にあっては硬直している。

 しばらくの間卵をじっと見つめていたが、チェリオは卵に触れることなく首を振った。


「エレオノーラ様、辞退させていただきたいと思います」

「なぜです?竜騎士は、夢だったのでは」

「そうですが、竜の里にやってきてから、今の瞬間まで、何一つお役に立てたことがありません。そのような身の上で、竜の試験だけ受けるというのは自分の心が許しません」

「そうですか」

 

 エレオノーラは微笑んだ。竜の里までやってきて辞退するというのは、勿体無い気もしたが、今のままでは納得できかねるというのであれば、まだその時ではないのだろう。いずれまた、志があれば目指すことになるだろうし、その際に改めて応援することにしよう。


「エレオノーラ様は、いかがします?竜騎士になれば、竜の背に乗ることも可能でしょう」

「確かにそうですが、竜の背に乗るのは、竜騎士でなくても可能です。それに、よく考えてみれば私は『竜騎士』に転職するわけにはいかないのですよ」

「え?」

「竜騎士とは、竜に乗る騎士なのです。騎士とは、国に仕える者であって、支配する側ではありません。

 王子が竜騎士を兼ねる、ロイネヴォルク王国のような例外でなければ、そのようなことを考えるべきではないということを、今更ながら思い出しました」

「エレオノーラ様……」

「私は、職業紹介所の職員でもありますが、今はまだ、姫でもあるのです。

 もし、ミツイさんが竜騎士になれるようでしたら、乗せていただくことにしましょう」


 自分で言っておきながら、エレオノーラはまだその時が来ないことを理解していた。

 ミツイがその器であれば、空回りの挨拶を繰り返す必要などないだろう。この場にやってきた瞬間、待ちかねたように卵が孵るくらいのことはあってもいいはずだ。


「ヒナージュ殿。一つ、お尋ねしてもよろしいでしょうか」

「なんでしょう?」

 

 ヒナージュは戸惑っているように見えた。竜の里のトラブルを、大部分において解決したといってもいいミツイである。当然ここは、卵が孵り、華々しく竜騎士の誕生シーンが見られるものと考えていたらしい。実際には、ミツイが何かをしたというよりも、様々な事情が絡み合った結果であり、ミツイがやったことはほとんどなかったが。


「竜の試験を受ける際に、適正レベルについての指針は、ありますか?」

「え?」

「エルデンシオ王国の職業紹介所では、まれに、適正レベルの設定がされている職種というものがあるのが知られています。

 個別の職歴カードというものが存在しまして。その人物の職歴をポイント化しているものです。その人間がどのような仕事を経験してきたか……簡単に言えば、人生経験の濃さを物語るカードです。

 一般的な職種であれば、新しい職種に転職を考えた場合に、その前職の経験が制限となることはありません。しかし、一部職種……、例えば勇者や賢者といった特異なものについては、なんらかの制限があることが知られているのです。賢者であれば、学者や魔法使いといったなんらかの知識系の職種を経験していて、一定のレベル以上でないとなることができないといった具合にです」

「え、あの。ロイネヴォルクにはそのような制度はないのですが……」

「存じています。しかし、竜騎士になるのに、どういった人物でないといけないといった制限はあるのでは?

 エルデンシオ王国では、竜との相性や剣技、礼儀作法、そして竜の試験を通った人物とされておきましたが、これまで、エルデンシオ王国で竜騎士になった人物は、もともと騎士や戦士として一定以上の評価を受けている人物でしたし、魔獣使いからの転職例についても、素人同然の人間がやってきたことはありません」

「そういう意味でしたら……、ロイネヴォルク王国で、竜騎士の試験を受けることができるのは、貴族の仲間入りを果たすことができるくらいに功績をあげている人物です。もしくは騎士として素質を認められた者か……、まれに、竜に気に入られたのでという例もありますけれど」

「アルガート王子が竜騎士になった折は、いかがでした?」

「兄上は、戦士としての腕前が認められた形です。竜騎士になる前から、戦場で指揮官として、あるいは戦士として戦っておりましたし」

「では、おそらく間違いないでしょうね」


 エレオノーラはため息をついた。


「ミツイさんは、おそらくレベルが足りないんです」


 ミツイ・アキラはエルデンシオ王国にやってきてから尋常ではないスピードで経験を積んできた。この短期間で囚人やら剣闘士やらを経験する人物は早々いない。

 だが、それでも、職歴カードからすればまだレベル5なのである。

 一人前の衛視がレベル10であることを考えると、最低限、そのくらいは必要なのだろう。戦士や騎士としてある程度の力量がある者でなければなれないというのには、そういったトリックがあったわけだ。竜騎士志願の従者が竜騎士になった例というのも、その従者の従者レベルが高かったのではないだろうか。

 

「さて、どうしましょう」


 国に見栄を張って出てきてしまったが、今のミツイでは竜の里としての竜騎士にはなれない。

 とりあえず、レベル10になったら再トライしてもらうしかない。その結果、今度こそ適正がなくてなれないという可能性もあるのが、なかなか難しいところだった。


「そういうわけなのですが、どうしますか、ミツイさん」

 

 エレオノーラの結論に、ミツイは応えた。


「それならそうと、もっと早く声かけてくれよ!今、必死に韓国語の挨拶を思い出してたとこなんだから!」


 がっかりするかと思ったが、ミツイはまったく動じていない。それを、どこか残念に思う。

 それどころかミツイは清清しく笑った。


「竜騎士が無理ってならさ。おれ、今度はちゃんと自分でなりたい職業を探してなろうと思うんだけど。

 エレオノーラさん、協力してくれねえかな」

「なりたいもの、ですか?」

「ああ。自分が『これがしたい』って思った時に、それが実現できるような、強い職業にさ」


 はて、どんな職種だろうとエレオノーラは思った。


「なるほど、それは職業紹介所の出張所の出番ということですね」




  □ ■ □




ミツイ・アキラ 16歳

レベル5

経験値:69/100(総経験値:469)

職業:なし(竜騎士試験、落第)

職歴:衛視、魔法使い、掃除夫、盗賊、風呂焚き、飛脚、剣闘士、魔獣使い、竜騎士(暫定)、探偵


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