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矢久勝基、日記  作者: 矢久 勝基


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11月29日 コロナと戦争と、俺の作品と……(笑)

 なんかそこはかとなく調子が悪いのが二週間以上続いてるんですが、これはコロナだったりしますか……?

 もうわかんないけど、貧乏暇なしで、有給なんてもんは存在しないので、例えば熱が38度あるくらいでは立ち止まれない(今はそれほどでもない)。

 インフルだけともかく厄介なので、そこだけは断固回避したいところではあるが……。


 いや、ホントに、コロナといえば、何だったんだろうってくらい集団ヒステリーだったねーー。ホント、コロナが嫌だったというより、コロナを通じてにじみ出た人間たちの本性を垣間見るのが本当に嫌だった。

 この辺の話を全開ですると、思想の違う人たちがマジ切れするので滅多なことは言えないが、一つ言えることは、マスクをしても関係ないくらいコロナは蔓延したし、打つと高熱の副作用が出るワクチンってのを半ば強引に推し進めたあの状況は、どう考えたって異常だったと思う。あれを強制する時代が来たら、申し訳ないが逮捕されても俺は抗議する。

 ……ともあれ、要するに俺はあの世界的な大騒ぎに対して、概要否定的だった。


 コロナの最中、俺はいくつか、あのパンデミックに対する作品を描いた。

 中でも最たるものが『アイドルがコロナの中でイベントを』。

 昨日タイトルの話したけど、あの概念とは別に、五七五にまとめることがある。五七五の語韻ってホント素敵。

 ともあれ、ホントタイトルのままだ。アイドルが、コロナの中で、イベントを開いた話。

 それを『何て不謹慎な……』って時代のさなかに描いて『大藪春彦新人賞』に送ったが、百歩譲って入選レベルだったとしても、当時これを入選作品として発表できる度胸のある出版社などは存在しなかったと思う。

 まぁトッポい賞で有名な大藪賞なんで、ほんの少し期待したけどやっぱ駄目だった。


 そんな集団ヒステリーの中で、なぜそのアイドルは、あえてイベントを開いたのか。そして、そのアイドルに何が起こったのか。

 俺はあの時節のニホンジンに本当に嫌悪感があった。そして、あれほどに自粛を言い腐っておきながら、東京オリンピックだけは強行した日本政府の対応を見て、改めてあの作品で世に訴えたいと思った。


 何が正しいのか。何が正義なのか。

 人間はわりといつも、それを操作されて生きている。

 日本人はそこから起こる集団ヒステリックに乗りやすい人種だと思う。

 今、中国に対して、高市政権が行っている外交を俺は支持したいと思うけれども、それが高じて、国民の方が暴走しないといいなとは思う。

 先の太平洋戦争だって、政府がすべて悪いみたいになってるけど、『日米開戦やむなし』と騒ぎ立てた民衆の熱の入り様は、のちに被害者面ばかりできないほどに過激なものだった。


 日本人が徒党を組んだ時の力は本当に強い。そして怖い。

 だからこそ、〝分かって〟やらないといけないと思う。

 コロナだって、戦争だって、ロシアとかと違ってこの国の場合は政治だけが勝手にヒートアップしていくものではないのだ。

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