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帝国陸海軍、最終決戦開始ス  作者: かめ
房総沖海戦
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作戦決行

時間的制約により細切れな投稿になってしまいますが、どうかお許しください(汗

同時刻 日本海軍空母「鳳翔」指揮所

 

 「鳳翔」艦長、大須賀秀一大佐は第一潜水隊からの無電を待っていた。電文の内容次第で日本の運命を左右する大反抗作戦が決行されるか否かが決まるのである。

(煙草が欲しい)

 大須賀は切に思った。極度の緊張状態に置かれた心は、何かしらの慰みを欲していた。しかし煙草は持っていない。というよりも艦内のどこにも存在しないというのが正しいであろう。「鳳翔」は航空ガソリンのタンクを持たぬがゆえに石油缶にガソリンを貯蔵している。その結果、艦内には気化したガソリンが充満することとなり、下手をすれば煙草1本が原因で艦が爆発炎上などということになりかねない。結局、ただじっとして入電を待つしかないのが大須賀の立場だった。

 待ちに待ち続け、東の空が完全に明るくなった頃、

「伊四〇〇から入電!」

 通信士が駆け込んできた。

「読め」

「はっ、我、パナマ運河閉塞ニ成功セリ、運河ハ航行不能ト認ム、以上です」

「よし」

 作戦決行は決まった。この作戦の決行には第一条件として太平洋と大西洋の遮断があった。太平洋艦隊を叩き潰したところで、大西洋艦隊が回航されて来ては日本軍に勝ち目はないためである。

「全機、発進用意」

 大須賀の命令に従い、補用機を含む計18機の九六式艦上攻撃機、九六式艦上爆撃機が飛行甲板に上げられる。布張り複葉の旧式機を使用するのには資材不足以上の理由があるのだが、それは後で述べることにする。それよりもこの作戦の内容と、計画された理由を述べなければならない・・・

ついに作戦決行が決まりました。今後日米両軍はどう動くのでしょうか?実は作者にもあまり分かっていなかったりします。

なお本作品において登場する人物は、作品の都合上史実と異なる人格描写をする場合がありますがご理解願います。

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