6 ダンジョン
意外と小説を書くのって辛いですね
「そろそろダンジョンってのに入ってみるか」
俺はスプーンに名前をつけてから、20体ほど魔物を倒したあと、そう思った。
「ダンジョンって何?」
「ダンジョンっていうのは、なんていうか、魔物の巣窟みたいなものだな」
「えっ大丈夫なの⁉︎」
「ああ、上層の魔物は弱くて、下っていくほど強くなるから、急に強い魔物が来て、ボコされるってことは無い」
「へぇ〜そうなんだ」
「じゃあ、行くか」
「うん! ちゃんと私を守ってね!」
「お、おう」
そうして、数分歩くと、俺たちが泊まっていた宿から一番近いダンジョン『サール迷宮』についた。
このサール迷宮の規模は、迷宮の中では小さい方なのだが、十分広い。
たまに、ここでの遭難者が出る。この国で一番大きな迷宮『ラグナ大迷宮』では遭難者なんてもんはしょっちゅうらしい。
「1階の魔物はこんなに弱いのか。 それとも暗黒鉄塊が強いのかな? 5階ぐらいまで行ってみるか」
「だからその厨二的名称やめようよ」
その後俺たちは5、6、7、8、9、10階とどんどん下がっていった。
15階ごろから魔物も強くなってきたし、もう17時になっていたので、ダンジョンを出ることにした。
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宿にて
「ダンジョンって実際に行ってみると大変なんだな。 もうちょっとサクサクいけるもんかとおもってたんだが」
「現実はそんなに甘く無いってことでしょ」
「そろそろお金も少なくなってきたし、ダンジョンで手に入れたものを売ってみるか」
ダンジョンで手に入れたものは
⒈ ゴブリンの武器
⒉ 宝箱に入っていたもの
⒊ 魔物が落とす魔石
の3種類だった
「てかこんなもの売ってお金になるのかな?」
「ならないと冒険者の人たちは生きていけないでしょ」
「それもそうだな」
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「これは…全部合わせて…7万2000キールだな」
「ありがとうございます」
「おう、また来てや」
7万2000キール。 宿が2人合わせて1泊5000キールなのを考えると微妙だ。
しかも、食費も入るので、このお金では1週間と3日が限度だ。
「もっと稼がなくちゃな」
「別に家を出されたわけじゃ無いんだからお父さんに頼めばいいのに」
「そんなわけにもいかない。 うちは王家に仕える一族なのに、自分の職業の都合で家を出てるんだからな。 迷惑はかけられない」
「ふーん、そんなもんなんだ」
「まあもう少ししたらアリスも分かるさ」
「もう少しねぇ」
「てゆうか、アリスは何で俺についてきたんだ? 家にいる方が安全だし、楽しいだろ?」
「お兄ちゃんがいないと楽しく無いよ」
そんなことを言われてうれしがっていると、アリスに
《ちょっと気持ち悪いよ》と言われてしまった
('ω')ショボーン
明日は何をしようか
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