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花世界の探偵~Flower reincarnation~   作者: 暁月 ねむ(≧ω≦)
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プロローグ 夢見たオタク街道から没落

お久しぶりです。暁月 ねむ(≧ω≦)と申します。今回は、何故か不明な小説に……お楽しみに

〝異世界のキャラみたいによ……チートで強ぇ力を持った奴とかになりたくね!〟と(ゆたか)は、言う。決まってクラスメイトは、〝キモっ〟〝ゆたかじゃねぇよ干からびてるじゃんw〟

とか言われてる……。正直に言うと……僕 めっちゃ傷付いてる……。だってよぉ……話しかけるだけで〝キモっ〟とか言われるんだぜ……アニメの話しないようにさ、学校には〝もえもえきゅぃーん モモコンちゃん 第二十一巻〟持って行っているだけじゃん……モモコンは、可愛いんだぞ だって、桃髪で淡い(みどり)色の瞳を持っていて……王道のアイドルアニメと同じ?でツインテールなんだぞ……それがキモイだの……許せねぇ。


とまぁ、そんな事も言えないほどのオタクな僕。僕の名前は、〝花時丸 豐(はなときまる ゆたか)〟もえもえきゅいーん モモコンちゃんやリ○ロとかの大ファン。家の部屋の中には、いっぱいある……それに今は、(フラワー)な高校生だ。自分でバイトをして親に頼らずとも買える……くぅううう 最高だぜ! さてさて、今日もア○メイ○にバイトに行こ♪


手に持った〝もえもえきゅいーん モモコンちゃん〟の二十一巻と教科書と宿題の入った鞄を持って、僕は教室を後にした。


ーーー教室


「ねぇねぇ 干ばつキモくねww」「まじキモイんですけど~www」「もえもえきゅいーん モモコンちゃんw ダサっ」


女子は、陰口を叩きまくっていた。そのなかに目立つ陰キャの女の子がいるが……机には〝時計草(トケイソウ)〟の入った花瓶が置かれていて、〝死者(アンデッド)〟扱いだ。ちなみに、豐の席には〝黒百合(クロユリ)〟が飾られている。


直後 教室に蒼白(そうはく)の教師が入ってきて言う


「花時丸が死んだ……」


それを聞いてクラスメイトは、大笑い。むしろ喜んでいた。



ーーーーーあ……僕 死んだわw

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