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心の涙  作者: 啓蟄穀雨
4/8

練習作2

星の瞬きは悠久に続く


ささやくように

誰かに答えを求める訳で無く

誰に話している訳でも無く



命の息吹がそこにある


寄せては返し

誰かに咎められる訳で無く

誰に求められる訳でも無く



夜のとばりが二人を映えさせる

そんな二人を黄色い光が照らしながら

ゆっくりと歩いていく


ただ静かに ただ静かに

見えていなくてもそこにいなくても

ゆっくりとゆっくりと


寄せては返し

誰かに咎められる訳で無く

誰に求められる訳でも無く


ただ静かに ただ静かに

見えていなくてもそこにいなくても

ゆっくりとゆっくりと



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