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心の涙  作者: 啓蟄穀雨
1/8

言葉

君の言葉の影に

もう一つの意味があるような気がして

何度も心の中で繰り返す


真っすぐ受け止めればいいのに

その意味を見つけた気になって

心の中で渦を巻く



私の言葉の裏に

何も隠す事などできなくて

いつもそのまま送り出す


素直に助けてと言えればいいのに

君を困らせたくなくて

笑顔の裏で泣く



周りの言葉の棘に

嫌でも心は傷ついて

知らず知らずに毒を吐く


耳をふさげばいいのに

一人になるのが怖くて

あるがままに受けとめる


そんなそんな流されるだけの日々

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