①世界自由権利同盟所属国
世界自由権利同盟所属国
シェーゲンツァート帝国
首都:トルムカンデール 現皇帝:ケレス・マゴル・ラローフチュール八世 言語:キラロル語
主な人種:ミレース人
東半球南半球に位置する海洋国家。国土は本土が一つの小さな大陸であり、シェーゲンツァート帝国としては六百年前から存在している。フララ海と東シェーグ海の間に位置し、周囲を海に囲まれているため、古くより貿易業や漁業が盛ん。温暖な気候で冬は10℃を下回ることはあまりない。海洋国家ながらも鉱物及び燃料資源に恵まれており、それがこの国の技術発展の要因ともなった。
国民の九割九分がミレース人で構成されている。軍事面においては海軍が盛んでオースノーツ、フラテリアに次ぐ規模の海軍を保持している。技術においても非常に優れており、ALの設計のコンセプトは重装。
自由同盟において中心戦力であり、同盟の海軍戦力の多くを担っているが、陸空においても力は大きい。
キサナデア帝国
首都:ニゼア・ラッテ 現帝王:ヴェーザン・サルーン・キサナジェス四世 言語:キサニ=レン語
主な人種:ベレ系ガーガント人 サミナウ人 ラガ=ホートン人
東半球北半球のポーライツィーミニー大陸の主に内陸部に位置する帝政国家。回りを標二千~四千m級の連峰に囲まれている。
同盟においては陸戦力の中心であり、戦車や火砲、要塞技術に優れている。また山岳師団は世界でも有数の強さを誇る。広大な領土を有する反面、領海は非常に狭く海軍戦力は非常に乏しく、空母及び戦艦は保有していない。
ALの設計コンセプトは壊れにくさ
エルトゥールラ公国
首都:フィーラー 現国王:マイゼントル王 言語:オーラン語
主な人種:エンテ人 クァッダム系フス人
東半球南半球のブルーツ大陸北部に位置する国家。特殊な宗教ローバイナンを国教としており、独特な文化を誇るが、近年は宗教色も薄れ革新を求める政治に移行しつつある。
同盟では陸軍戦力としてよく戦っているが、技術が一歩遅れてしまっており装備はシェーゲンツァートなどと比べると心もとなく性能に欠ける。しかし兵士の士気は高く死をも恐れぬ突撃を行えるため、技術の遅れを気力でカバーしており、彼らの勇猛果敢な姿は同盟内でも評価が高い。
鉄資源が乏しく未だに銃には木製部品が使われている。
ギムリ国
首都:ギムリノ 現国家元首:メイナー・ポー首相 言語:ギムリ語 ミテン語
主な人種:ギマーナン人
ブルーツ大陸の北西部に位置する小さな国で、人口が少なく戦力としては小さいもので目立たない。その分同盟国に基地を供与するなどの支援を主に担っている。
シュクスム共和国
首都:ヴェンザン 現国家元首:ローロ首相 言語:シュクシィ語
主な人種:シュクシィ人 ビッセンダ人
アストリアス大陸東部に位置する途上国。古来よりホーカム=アリーヤと戦争を繰り広げてきたが六十年まえより少しずつ国交が回復してきた矢先での宣戦布告であったため対応に遅れた。同盟軍介入によりアリーヤを撃退することに成功し、現在は防衛線構築のため要塞線を着々と建築している。
パリオーサ諸島国
首都:パルムム 現国家元首:ビーミン大首長 言語:タパリス語
主な人種:レガーマ人
シェーゲンツァート帝国の七百二十kmほど南西側にある島国。大小幾つもの島で構成されており、それぞれの部族に主張がいてその中から三年に一度大首長が選出される。とても陽気な国民性で音楽は世界中でも一定の評価を受けている。一見すると発展途上国のようだが、シェーゲンツァート同様フララ資源棚の上にあるため燃料資源やレアメタル資源が豊富で、造船能力に長け水中・水陸両用ALの開発では同盟国でも上位。パリオーサとは太陽と二つの月を手に持った三つの腕の神の名。古くよりシェーゲンツァートと友好があり、幾度もの戦争を共に戦ってきた。そのため両国は非常に固く結ばれており、両国人のハーフが両国内では一番多い。
特産品は干物。
ケイマンス共和国
首都:バンザル・ゲッツ 現国家元首:グザーミニア大統領 言語:シュバンツス=テーマンタ語
主な人種:ペイデア人
西半球南半球に位置する小規模国家。砂漠で囲まれた過酷な環境をしており国土の半分が砂に覆われているが、スラッグなど一部の都市は水資源も豊富。国境をミナーテン共和国及びセリ国と面しており、連合所属のミナーテンによって侵攻を受けた。国の半分近くが制圧されており、この国が敗北する日も近い。
フィーゼラウム民主連邦
首都:フィーゼン 現国家元首:ザギラホフ首相 言語:ナイアン語 シュバンツス=テーマンタ語
主な人種:ペイデア人 ヒューライン人
西半球南半球に位置する中規模国家。ケイマンスはかつてこの国の前身であるヴィリーメナ連邦の形成国の一つであり、今も深く国交が続く。AAの開発に力を入れており、開発されたAAが大量に世界各国に輸出されている。戦時中は同盟側にのみ輸出。
ビスクスム民主主義共和国
首都:リンゼン 現国家元首:ベレイオン代表 言語:バスクマ語 リグ語
主な人種:ピッカ人 マンタラース人
中国家。コリューションと国境を接しており因縁の相手。十五年前疫病の蔓延により人口を大きく減らしており、未だ立ち直っている最中であった。
セバ民主主義共和国
首都:ドロデア 現国家元首:リウチ総理大臣 言語:セバ語
主な人種:マニャ人
大農業国。故に軽工業はそれなりだが重工業が世界的に見ても遅れている方であるが、戦争が始まってからは遅まきながらも兵器の開発に少し力を入れ始めたが当然遅かった。MBTアルカムに代わる戦車を開発するも性能不足から間に合わずひと昔遅れた兵器で防衛する羽目になり、国土を見る見るうちに食われ始めた。
ラグラメント・デル・クラウナウピア共和国
首都:クラウナウピア 現国家元首:ミンルール首相 言語:ゼタルータル語
主な人種:フォー=クラウナウピア人
プルーツ大陸南部に位置する民主主義国家であり自由同盟に所属している国の一つである。同盟の中でも上位に入る海軍国家であるが、特別秀でたところというのはない中堅国家である。
キッテマン社会主義共和国
首都:ザッタ 現国家元首:アイオイア書記長 言語:キッティセル語
主な人種:コルトーム人
サルマガル大陸南部に位置する小国。冬は非常に厳しい天候が続き、その上晴れと吹雪とが目まぐるしく変遷するため、この地を訪れた外国人だけでなく国民を常に苦しめている。豊かではないが、少しずつ開発が進んでいたため、人々は厳しい状況でもなんとか耐えていたがこの戦争によって発展は停滞してしまった。
ヴィシューカパパ社会主義共和国
首都:カプリ 現国家元首:ゲドー総書記 言語:キッティセル語
主な人種:コルトーム人 ロバーミント族
キッテマンに隣接する社会主義国。ヴィシューカパパ同様に小さく厳しい冬のある国であるが、キッテマンとの違いは海に面していること。キッテマンとは古くより友好が続き、同時に社会主義国となるほど。連合国によって国土が制圧された後は連合国によって設立された傀儡政権が発足したものの、キッテマンに逃れた政府は同盟国の力を借りつつ盛んに国土奪還の戦いを繰り広げた。
ファイマット・パル・チャッカンマ首長国