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パートナーコリン

リィムから空いてる部屋を借りてベッドに入る。

今日はいろいろありすぎて疲れた。

今まで一日でこんなにいろいろとあったのは学生の時以来だ。

そんなことを考えながら目をつぶってたらいつの間にか寝てしまっていた。


朝になり起きるとやはり自分の部屋ではなくリィムの家にいた。


「起きるか。」


俺は立ち上がり部屋を出た。

いい匂いがしてその方へ向かうとリィムが朝ごはんの準備をしていた。


「リィム~お腹空いたよ~まだ~⁉」


「もう少し待っててね‼」


料理を作ってるリィムが誰かと話していた。

そして俺が起きたことに気付いた。


「おはようございます、よく眠れたかな?」


こちらを見て笑顔で答える。

ふと見ると小さい人形みたいなのがふわふわと飛んでいる。


「リィム、それはなんだ?」


指を指して驚いてる俺を見てリィムはそのふわふわ飛んでいる人形を紹介してくれた。


「あっコリンちゃんだよ。あたしのパートナーの。」


コリンと名乗る者がこちらを見てあいさつしてきた。


「おはよう、初めましてコリンです。よろしくです。」


羽を使ってふわふわと浮きウサギのような生き物はニコニコしていた。


「そうか、コリンか。初めまして飯島エリクです。ってそう言うことを聞いてるんじゃない‼」


昨日までいなかったのに朝起きたらいきなり現れてコリンですと紹介されたところで納得なんて出来るはずもなかった。

そんな俺にリィムは優しく教えてくれた。


コリンは妄想使いが妄想した生き物。

誰にも妄想のことで話せないとき、辛いとき、悲しいときにリィム自信が生み出した生き物らしい。


「でも待てよ?ならなぜ俺にはコリンみたいな生き物いないんだ?」


リィムが妄想使いでコリンと言うパートナーがいるなら俺にいても不思議ではないのに。

そんなことを考えてたらご飯が出来た。


「きっとまだ不安とか悩みとかそう言うことがないから出てこないんじゃないかな?あたしは悩んでるときにコリンちゃんが出てきたから。さぁ食べましょう。」


リィムの作る料理は本当にどれも美味しくてすぐに食べ終わった。

二人で食器を片付け旅に行く準備をする、っても俺は荷物とかないからリィムの支度を待つだけだが。


「ごめんなさい。お待たせしました。」


女の子の支度は遅いと聞くがリィムは凄く早かった。


「行く前に寄るところがあるからもう少しだけ待っててもらってもいいかな?」


俺はわかったと言いリィムはどこかへ行ってしまった。

そしてしばらくすると戻ってきて


「お待たせしました。行きましょう。」


そう言ってコリンも含め3人で家を後にした。

しばらく歩いて振り向くと家自体がなくなっていた。

家が見えなくなるくらいまで歩いた記憶はない。

消えたと言ってもいいくらいだ。


「ねぇ、リィム。君の家がないんだが。」


俺は慌てて聞いた。


「あっあれも実は妄想で作ったの。だから旅に出ても寝床とか心配しないで。」


笑顔でリィムは答えた。

妄想とはなんとすごい..そして恐ろしい。


また歩いて行くと俺が最初に来た草原にたどり着いた。

ここはたまにモンスターが出るから気を付けてねとリィムに言われ俺は気を引き締めた。

でもここぞと言うときにちゃんと妄想が発動出来るのか。

俺は不安になってきた。


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