妄想発動
リィムは日本のことについてあまり興味がないのか俺の質問に答え終わるとまたご飯を作りに行った。
しばらくして机の上に料理が運ばれ二人で食べた。
どれも日本で食べたことあるもので美味しくいただけた。
食べてる途中でふと思ったことがあった。
「ねぇ、リィムそう言えば草原で何してたの?」
街からはそう離れてなかったがわざわざあんなところに用があるとは思えない。
「実は妄想をもっと使いこなしたくて練習してたの。」
詳しく聞くとこうだ。
リィムはいつからか忘れたが妄想が使えるようになった。
そして自分以外でも使えるのではと話したが誰も使えず小さい頃はそれをネタに軽くいじめられてたこと。
それから人に言わなくなった。
でもきっとこの世界のどこかに妄想を使える人が存在するかもしれないと言うことで旅に出る準備として妄想を使いこなすよう練習してたらしい。
「じゃ今のところ妄想を使えるのはリィムと俺だけってこと?」
リィムの話を聞き終わって驚いた。
だってこの世界のみんなが使えると思ったからだ。
「あたしも旅に出る前にまさか妄想使いに逢えるなんて思ってもなかったから少しびっくりです。」
リィムは笑いながら言った。
その笑顔が可愛くて俺は少しときめいてしまった。
「ねぇもう一回妄想を見せて?」
リィムは上目使いをし俺を見つめた。
ときめいたあとに上目使いでドキッとしてよし見せてやろうと想い妄想した。
目をつぶり妄想をしたらリィムの立ってる笑顔が浮かんで目を開けた瞬間不覚にもエロい風に考えてしまった。
そのときリィムの着ていた服がはだけてしまった。
俺は慌てて謝った。
「ご、ごめん。これは違うんだ。」
リィムはもおーっと少しすねながら顔を赤らめた。
「でもやっぱりエリクは妄想を使えるのね❗」
リィムは目を輝かせながら言ってきた。
「もしよかったらなんだけどエリク、あたしと一緒に旅に出ない?」
俺は行く当てもないしこれから先知らないところで生きていける自信もないのでリィムと一緒に旅に出ることにした。
「でも旅って行くあてはあるの?」
リィムに聞いた。
「隣の街にオートエスカって言うここらでは大きな都市があるからとりあえずそこに明日行きましょう。」
そうと決まれば今日はゆっくり休んで明日に備えることにした。