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鹿と藤原家

 ツングース系の父系集団ってのが多分邪魔になってる。そこは多分違う。古事記の狙いは天孫にあって、そこはあまり重要じゃないと見てる。特別な神の一族の子孫である。こっちがメインで父系よりそっちが重要だと見てる。別に母系集団から父系集団への移行とか無いと見てる。おそらく初期の天皇家の母系は渡来系なんだろう。


 ツングース集団の面白さは、藤原と近い海系の集団は鹿信仰があり、奈良の鹿公園もこの名残。これらはN系民族集団の流れになる。本来トナカイが鹿とされるものになる。これは遠くフィンランドのフィン族とも繋がっていて、そこからサンタクロースの話しがつながってくる。なんで江南人が鹿?それ謎がN系集団と混血したO1B2集団で解ける。


 これが直接日本来てしまうと藤原集団の鹿信仰が解けなくなる。中臣家の土着の地名、鹿島もその由来になる。鹿の角を使って祭事をする。これが祭祀集団である中臣家の流れなので、中国の亀の占いとは根本的にグループが異なる。


 中国と日本でこうした繋がりがあるのは、N系集団の龍山文化の流れだと見てる。まだ確定的ではないが、華夏文明が東夷によるものだったのじゃないか?との話があるから。実際周の民の遺伝子は東よりのハプロとよく似ている。周は西方集団だといわれてるけど、それは移動しただけで元は東の集団ではないか?と見ている。


 王家がQだとの説があり、これは説明が付く。鮮卑族が一時期匈奴に従っていたけど、この関係がそのまま周の王族と周族の関係と一致する。東夷と•北狄じゃ全く違うじゃないか?これが地理的にはそうともいえない。現代のハプロとは全く違うのかもしれないが、海岸部の集団と東北部の集団のハプロは近い。後の劉邦のグループが異質なぐらい。ちょっとずれてモンゴルまで上がっていくと、C系集団となって、そこに過去の名残としてQ形集団が存在する。


 そもそも中国東北部のC系集団とモンゴルは違うと上記に書いた。中国東北部のC系集団はO2系の集団と区別が付かない。遼河文明を軸として考えるとモンゴルと中国東北部はN系集団で1つに纏められる。C2B、C2C、O1B2、O2などの集団がそれらを後から中心集団となって受け継いだ形になってる。


 中国文明の基底となる占いは案外元はツングースの占いと繋がってるのじゃないか?と見てる。


 周が異色なのは、ここに西方のD系のきょう族と密接に結びついたせいだろう。これに関しては牧畜、遊牧と騎馬民族はちがうって点。中国は牧畜から始まってて、ここから石器時代後の乾燥化による気候変動で遊牧と言うスタイルが生まれて、その後西方から馬に乗る文化が入り込み、最終的に騎馬戦闘スタイルもスキタイから学んでアジア遊牧民族が生まれている。


 だからツングース=騎馬民族と言うのは近代からの短絡的な見方になる。大半のツングース民族はただの縄文人と同じ狩猟民族でしかなかった。O1B2は馬とは全く無関係と見てる。


 古墳時代のツングースと弥生時代のツングースは全く文化が違うと見てる。騎馬民族征服説は否定されてるけど、当時戦国時代末期ですでに騎馬民族は誕生している。そのすぐ後に始皇帝が万里の長城を築くのだから、騎馬民族が生まれてないと因果がなくなってしまう。スキタイ以降と言うのは分かってるので、調べれば分かるけど西と東でさっぱり繋がりが無いのでちと調べるのが難しい。インドのアリーア人侵略も少し前の時代になる。


 もっと言うならツングースは今でもそうだが、すべてが騎馬民族ではない。根本的に女真族=満州族のC2系と半島のC2系は系統が異なる。当然民族も違っていただろうと予想が出来る。中国とはまったく別の匈奴に始まる歴史を知らないとこのあたり分からない。私も詳しくは無い。半島の支配民族である夫余族がこれにあたると見てる。


 このC系集団が騎馬民族だったのではないか?と見てる。高句麗(以前訂正しましたが再度そのまま残しておくのを書いてきます)は複雑で、夫余族だったらしいのだが、王が中国系だとの伝承が残っていて、本当にハプロが周系のO2系と子孫から判明している。おかげで百済の王族と父系の系統が違う。これは土着の東北O2人じゃなくて、本当に華夏人の末裔ってのが正しいだと見てる。


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