用語一覧~第一章終了時点~
用語一覧=第一章終了時点~には本編でまだ登場していない用語が載っています。
また、以降語られる事は無いかもしれない裏設定などもあります。ですので、こんな設定あったか? と思われた方はそういった事情からだと御了承下さい。
【世界】
創造の三神によって創造された世界でその名称は決まっていない。様々な種族が住んでおり、その中でも人間族、エルフ族、霊獣族はそれぞれの強大な王国を築いており、三大王国と言われている。
【神話】
世界が創造された経緯と創造の三神を殺害した魔族と人間族、エルフ族、霊獣族が中心に結成された他種族連合との戦争の実話。魔族は英雄アレスと盟約を結んだ幻獣グリフォンによって外界との繋がりが完全に閉ざされた『タルタロス』という異世界に封印された。
【ウィズダム王国】
三大王国の一つで人間族が建国した王国。現在は第97代目の王であるエルセルト・ジ・ウィズダムが統治している。エルフ族の王国ホーリーからの留学生やハーフエルフが誕生している事や霊獣族の王国ライフの霊獣と人間が古の盟約を交わしている事から各国との関係は良好な模様。
【聖アストラル学院】
ウィズダム王国の中でも有数の名門校。入学する者は人間族だけには限らず、他にもエルフ族、妖精族といった様々な種族が入学する。それが許されるのは、それぞれの種族の中でもトップクラスの実力者に限られる上にE~Sの組に成績ごとに分けられる。敷地はとても広大で学院やアリーナ、組ごとに分けられた12戸の学生寮の他に、『神秘の森』という四方三キロメートル程の森がある。
【ホーリー王国】
三大王国の一つでエルフ族が建国した王国。詳しい事は不明なものの、上記の理由と同じく各国との関係は良好な模様。
【ライフ王国】
三大王国の一つで霊獣族が建国した王国。詳しい事は不明なものの、上記の理由と同じく各国との関係は良好な模様。
【ストレンジ王国】
幻獣族が建国した王国。幻獣の気質からか原因は定かではないが他国との交流は殆どない模様。その上ここ数百年、幻獣を統べるストレンジ王は他国の王にすらその姿を晒していない。ゼロの話によれば神話の時代における英雄アレスとその盟約者グリフォンとの間に交わした盟約が守られていないかららしいが詳細は不明。
聖アストラル学院を訪れる前はガイアとウリアは勿論、ゼロもストレンジ王国に住んでいた模様。
【魔法】
魔法式の情報を魔法演算領域へと送り込み、そこで魔力を吹き込み現実に投射する力の事。魔法にはランクが存在し、E~EXランクまでがある。魔法ランクは魔法式の文様の複雑さと情報量によって、ランク分けされている。E・Dランクが生活に役立っているレベル、C~Aランクが戦闘レベル、S~SSSランクが戦術・戦略級魔法で、さらにその上のEXランクは天災・災厄級魔法と言われている。魔法にはそれぞれ得意とする7つの基本魔法属性と魔法属性の無い無属性魔法がある。炎属性、水属性、雷属性、土属性、風属性、光属性、闇属性があり、それぞれ弱点となる魔法属性が存在する。炎属性は水属性に、水属性は雷属性に、雷属性は土属性に、土属性は風属性に、風属性は炎属性に、そして光属性と闇属性はお互いが弱点の魔法属性である。だが、弱点の魔法属性であっても魔法属性が1ランク以上上回っていれば打ち勝つ事が出来る。また、魔法を使う際に魔力を注入する魔法式の情報の中には上限が存在し、それを超える魔力を注入しても威力は変わらない。
【魔法式】
魔法の情報の総称。その情報の中には魔法の威力を制御するためのリミッターが掛けられており、どんなに上限を超える魔力を注入しても魔法の威力が変わらないのはその為である。創造の三神が健在で、世界に魔法が普及し始めた頃、魔法の暴走が多発したためにこの措置がとられた。また、このリミッターを外した魔法式の事を魔術式と呼ぶ。
【魔術】
『魔神の刻印』を通じて、魔神の魔力を体内に取り込む事で、魔法式の情報内にあるリミッターを外した魔法。よって魔法とは違い、魔術式に魔力を注入した分だけ魔法の威力が増す事になる。
【魔力】
魔力とは元々身体に流れているものではなく、魔法を使用する際に身体を流れている身体エネルギーが変換されたもの。よって、魔力を消費するという事は身体エネルギーを消費する事と同義であり、使い過ぎれば過労で倒れる場合もある。万が一にも身体エネルギーが枯渇する様な事になれば、身体障害を引き起こしたり、最悪の場合死に至る事もある。
【魔神の刻印】
魔神との繋がりを示す印。これを身体の何処かに刻む事で魔術を扱う事が出来るようになる。しかし、それは魔神と魔族の眷属になるという事を意味しており、これを刻まれた魔物が魔神や魔族に逆らおうものなら魔神の刻印を通じて、全てを超越する様な痛みが発生し、所有者を苦しめる
【古の盟約】
自分と霊獣の魔力を交わし、生涯を共にする対等なパートナーとなる事。ただしアレスとグリフォンの盟約は違い、魔族との戦いが終わった後、幻獣族を歴史から抹消しこれから建国される国の王がこれからも平和に手を取り合っていくという事と、その古の盟約が守られていれば幻獣族はこれからも力を貸していくというものだった。
【魔法具】
創造の三神がまだ健在だったときに人類に与えられた魔法を発生させるアイテムの事。その形は様々で、指輪のサイズもあれば巨大な建造物サイズの物まである。
魔法具の能力は大きく分けて二種類あり、魔法発生魔法具のように定められた一定量の魔力を注入することによりその力を発動する魔法具や、使用者に魔力を貸与して特別な魔法を使わせる魔法具などである。
【保有魔力量】
あらゆる種族が生まれた瞬間から身体の内に秘めている魔力の総量の事。その絶対量は先天的に定まっており、人工的にそれを超える程の魔力を注入するとその者は死に至る。
【魔法演算領域】
脳内にある魔法式の情報を処理する為の領域の事。この領域が広く優れている程、高ランクの魔法が扱え、個人の演算領域が許す限り同時に多数の魔法を発動させる事が出来る。
【魔法操作能力】
魔法を操作する能力の事。この能力が優れている程緻密な魔法操作が可能になり、魔法の暴発も防ぐ事が可能。
【人間】
創造の三神が創り出した種族の中でも特に数多く繁栄した種族。
【エルフ族】
創造の三神が創り出した種族の中でも特に魔法に優れている種族。特徴として人間族と比べて耳が尖っている。人間族とのハーフであるハーフエルフも存在している。
【妖精族】
創造の三神が創り出した種族の中でも特に保有魔力量が多い種族。特徴として人間族と比べて小柄な者が多い。
【霊獣】
強大な魔力を秘めた様々な獣。他種族と【同調霊化】して力を合わせる事でその真価を発揮する。霊獣もその力によってC~SSランクにランク分けされており、基本的にサイズが大きく凶暴な程に強大な力を持つとされる。ランクが高ければその分プライドも高く、自分が見下す者には決して従わない。幻獣はその最たる存在。
【幻獣】
霊獣よりも遥かに強大な力を秘めた存在。基本的に他種族を見下しているが、自身が認めた存在に対しては家族の様に接する心温かい種族でもある。
【魔族】
創造の三神が創り出した種族の中でも最も魔法と身体能力に優れており、魔術を扱うことが出来る。あとの詳細は不明。
【魔物】
身体の何処かに『魔神の刻印』が刻まれた者の総称。特徴として、魔族と同じく魔術を扱う事が出来、全体的な身体の色素が浅黒くなる事以外の詳細は不明。
【魔神】
創造の三神に匹敵する程の力を秘めた謎の存在。魔族の主である事と魔物に自身の魔力を供給する事以外の詳細は不明。
【魔法師】
魔物と戦う事を目的として魔法を扱う者の事。その多くは霊獣と古の盟約を交わしている霊獣使いである。
【霊獣使い】
霊獣と古の盟約を交わし心と力を通わせた魔法師の総称。戦闘では霊獣と力を合わせて戦う。
【グリフォン】
世界中から選りすぐりの精鋭を集めた世界最強の部隊。それぞれが炎属性魔法、水属性魔法、風属性魔法、土属性魔法、雷属性魔法、光属性魔法、闇属性魔法の内の一魔法属性を非常に得意とする。総席は7席だが、現在の人数は六人だけで、闇属性魔法の使い手の席が空席のままというのが現状。
【同調霊化(幻化)】
古の盟約を交わした霊獣と行える魔法。霊獣と古の盟約を交わす際に、盟約者は霊獣の魔力を体内に取り込む。そうして盟約者の体内の霊獣の魔力と霊獣自身の魔力を共鳴させ、霊獣本体を体内に取り込み自身の力と為す魔法の事である。『同調霊化』をすれば、その霊獣の特徴を一部有する様になる。これは創造の三神から魔族を滅ぼすために与えられた力である。
しかし、霊獣と盟約を交わした者なら誰しもが使える訳ではなく、扱うためには高い魔力操作能力が要求される上、霊獣との信頼関係がその力に比例する。『同調霊化』を使えるという事は霊獣使いにとって一種のステータスであり、誇りでもある。
【空間の狭間】
世界という概念の存在しない只の空間。無重力の上に非常に高い魔力濃度を誇り、並の生物なら即死してしまう。過去、空間魔法を使う魔法師によって世界を追放された強力な魔物らの溜まり場でもある。
【基本魔法属性】
魔法の炎、水、土、風、雷、光、闇属性魔法の総称。それぞれの魔法属性には特性が存在する。ただし特性と言っても、世界に起こす現象は必ずしもその特性に則ったものではない。
【炎属性魔法】
基本魔法属性の一つで、特性は破壊。弱点は水属性魔法。
『炎弾』 Cランク魔法
炎属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの炎の弾を飛ばす。
使用者:ゼロ・イシュタール、ジオ・ライガー、黒服の護衛
『炎壁』 Cランク防御魔法
前面に炎で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:不明
『大炎弾』 Bランク魔法
『炎弾』の発展版の魔法。『炎弾』の10倍程のサイズと威力を誇る。
使用者:黒服の護衛
『炎盾』 Bランク防御魔法
前面に炎で出来た盾を出現させて魔法を防ぐ。自身の武具として用いる事も可能。
使用者:ジオ・ライガー
『爆撃』 Bランク魔法
見た目は『炎弾』と大差ないが、着弾と同時に四方10メートル程の爆発を起こす。
使用者:ジオ・ライガー
『業炎』 Aランク魔法
『大炎弾』をさらに発展させた魔法。『炎弾』の100倍のサイズと威力を誇る。
使用者:ゼロ・イシュタール
『陽炎』 Sランク魔法
着弾と同時に半径500メートルを焦土と化す程の威力を誇る。
使用者:ゼロ・イシュタール、ウリア、ジオ・ライガー
『黒陽』 SSランク魔法
摂氏6000度もの巨大な火球を生み出す。村の一つ程度なら一瞬にして灰にしてしまう程の威力を誇る。
使用者:ウリア
『紅蓮巨盾』 SSランク防御魔法
任意の場所に濃密な盾を具現化して魔法を防ぐ。自身の武具とする事も可能。
使用者:ウリア
【水属性魔法】
基本魔法属性の一つで特性は癒し。弱点は雷属性魔法。
『水弾』 Cランク魔法
水属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの水の弾を飛ばす。
使用者:不明
『水壁』 Cランク防御魔法
目の前に水で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:ミリアリア・スレイン
『大水弾』 Bランク魔法
『水弾』の発展版の魔法。『水弾』の10倍程のサイズと威力を誇る。
使用者:ミリアリア・スレイン
『激流水砕』 SSランク魔法
莫大な量の水を生み出し、その量の暴力によって全てを飲み込み粉砕する。
使用者:空間の狭間の魔人
【土属性魔法】
基本魔法属性の一つで特性は構築。弱点は風属性魔法。
『土弾』 Cランク魔法
土属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの土の弾を飛ばす。
使用者:リーガン・ギュンター
『土槍』 Cランク魔法
使用者の任意の大きさの土の槍を作り出す魔法。
使用者:リーガン・ギュンター、聖アストラル学院の生徒
『土壁』 Cランク防御魔法
目の前に土で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:リーガン・ギュンター
『大土弾』 Bランク魔法
『土弾』の発展版の魔法。『土弾』の10倍程のサイズと威力を誇る。
使用者:不明
『土牢』 Bランク魔法
周囲の地面を操作し、隙間の無いドーム状の牢屋を作り出す魔法。
使用者:リーガン・ギュンター
【風属性魔法】
基本魔法属性の一つで特性は移動。弱点は炎属性魔法。
『風弾』 Cランク魔法
風属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの風の弾を飛ばす。
使用者:不明
『風壁』 Cランク防御魔法
目の前に風で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:不明
『大風弾』 Bランク魔法
『風弾』の発展版の魔法。『風弾』の10倍ほどのサイズと威力を誇る。
使用者:不明
『鎌鼬』 Sランク魔法
無力透明の鎌の形をした鋭利な風の刃を飛ばし標的を切り裂く。
使用者:不明
『大鎌鼬』 SSランク魔法
『鎌鼬』の発展版の魔法。『鎌鼬』よりも大きく鋭利な風の刃を標的を切り裂く。
使用者:ガイア、空間の狭間の妖魔
『竜巻』 Sランク魔法
風の渦を生み出し、その中に標的を閉じ込めて風の刃で切り刻む。
使用者:不明
『大竜巻』 SSランク魔法
『竜巻』の発展版の魔法。『竜巻』よりも巨大な竜巻を生み出し、その中に標的を閉じ込めて切り刻む。
使用者:ガイア
【雷属性魔法】
基本魔法属性の一つで特性は速度。その特性通り魔法速度は雷速。弱点は土属性魔法。
『雷弾』 Cランク魔法
雷属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの雷の弾を飛ばす。
使用者:不明
『雷壁』 Cランク防御魔法
目の前に雷で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:リリー・ワンダー
『大雷弾』 Bランク魔法
『雷弾』の発展版の魔法。『雷弾』の10倍ほどのサイズと威力を誇る。
使用者:不明
『雷撃槍』 Aランク魔法
触れたモノを瞬時に焼き焦がす雷で出来た槍を生み出す魔法。近接戦武器としても使用できるし、投擲する事も可能。
使用者:リリー・ワンダー
【光属性魔法】
基本魔法属性の一つで闇属性魔法と並び、世界で最も使い手が少ない魔法属性。特性は浄化。魔法速度は雷属性魔法の雷速を上回る光速。弱点は闇属性魔法。
『光弾』 Cランク魔法
光属性魔法の基本となる魔法。掌サイズの光の弾を飛ばす。
使用者:不明
『光壁』 Cランク防御魔法
目の前に光で出来た壁を出現させて魔法を防ぐ。
使用者:不明
『大光弾』 Bランク魔法
『光弾』の発展版の魔法。『光弾』の10倍程のサイズと威力を誇る。
使用者:不明
『光塵』 Sランク魔法
全てを飲み込む圧倒的な光を生み出し、その時発生する莫大な熱量によって触れた物質を塵と化す。
使用者:ゼロ・イシュタール
『光層膜』 Sランク防御魔法
自身の周囲を覆う様に光の幕を張って魔法を防ぐ。
使用者:ゼロ・イシュタール
【闇属性魔法】
基本魔法属性の一つで光属性魔法と並び、世界で最も使い手が少ない魔法属性。特性は支配。他の魔法属性とは違い、唯一特性に則った魔法しか扱えない。弱点は光属性魔法。
『名称不明』 ???ランク魔法
世界に存在する重力を支配し、操作する魔法。その他の詳細は不明。
使用者:ゼロ・イシュタール
【無属性魔法】
基本魔法属性に分類不能な魔法属性の総称。弱点となる魔法属性は存在しない。
『念話』
念話したい同種族と魔力による回路を繋げて意志を疎通する魔法。ただし、古の盟約を結んだ霊獣と盟約者は念話が可能。
使用者:霊獣使い、幻獣使い
『身体強化魔法』
身体能力を上昇させる無属性魔法。強化するレベルによって難易度とランクが変化する。精密な魔力コントロールを必要として、未熟な者が使用すれば身体が破損してしまう事もある。部分的に強化する事も可能。
使用者:ゼロ・イシュタール、ガイア、ウリア、リーガン・ギュンター、空間の狭間の魔人、空間の狭間の妖魔
『防御魔法』
魔法師の使える魔法属性を帯びた魔法を防ぐための無属性魔法。各防御魔法によってその形状は定まっているが、注ぐ魔力の量で大きさを調整する事は可能。
【空間魔法】
世界に次元の裂け目を生み出し、空間を自在に操作出来る無属性魔法。その干渉度によって難易度とランクは変化する上に、多量の魔力を消費し、最低魔法ランクでもAランクレベルという背景からその使い手は非常に少ない。
『転移』 Sランク空間魔法
A点とB点という二つの次元の裂け目を生み出し、物質をA点からB点に転移させる魔法(その逆も可)。転移させる距離によって消費する魔力量が変化する。
使用者:ゼロ・イシュタール
『仮想次元』 Sランク空間魔法
世界に次元の裂け目を生み出し、そこに自身の世界を創る事が出来る神に準ずる魔法。創る世界の大きさによって消費する魔力量は変化する。
使用者:ゼロ・イシュタール
『次元転移』 SSSランク空間魔法
『転移』の発展版の魔法。一つの世界を転移する『転移』とは違い、世界間を転移する事が可能。
使用者:ゼロ・イシュタール
『未来予測魔法』 ???ランク魔法
そこまでの魔力は消費しないが、精密な魔力操作と強靭な精神力を必要とする無属性魔法。未熟な者が使用すれば未来の情報に脳や心が耐えられずに壊れてしまう危険性がある。
使用者:不明
『魔力貸与魔法』 ???ランク魔法
物質に魔法属性を貸与し纏わせる無属性魔法。物質に魔法属性を纏わせることでその魔法属性の特徴を得る。
使用者:ゼロ・イシュタール
【複合魔法】
複数の魔法属性を組み合わせて特定の魔法の威力を上げる技術。
『大熱鎌鼬』 Sランク複合魔法
Sランク炎属性魔法『陽炎』とSランク風属性魔法『鎌鼬』の複合魔法。膨大な熱を帯びた鎌鼬で対象を焼き切り裂く。
使用者:ガイアとウリア
『紅蓮陣風』SSランク複合魔法
SSランク炎属性魔法『黒陽』とSSランク風属性魔法『大鎌鼬』の複合魔法。摂氏6000度の熱を帯びた竜巻の中に対象を閉じ込めて焼き尽くす。
使用者:ガイアとウリア
【融合魔法】
複数の魔法属性を組み合わせて新たな魔法属性を生み出す技術。
『絶対零氷』 SSランク融合魔法
SSランク水属性魔法『激流水砕』とSSランク風属性魔法『大鎌鼬』の融合魔法。絶対零度の温度の巨大な氷塊を対象にぶつけて消滅させる魔法。
使用者:空間の狭間の魔人と妖魔
【固有魔法】
魔法師が独自に開発した魔法の総称。これを国に進呈してその価値が認められれば魔法大辞典に載せる事が出来る。よって、魔法師は自身の固有魔法を安易に他人に見せる事は少ない。因みに、一般に知られている魔法は、元は先人の有していた固有魔法。
『纏衣』 ???ランク固有魔法
身体強化魔法は自身の魔力により身体能力を上げる魔法(身体の一部でも可)であるのに対して、『纏衣』は魔法属性そのものを纏う(身体の一部でも可)魔法。『纏衣』を使うと身体強化魔法以上の身体能力向上に加えて、纏った魔法属性の威力が格段に上昇する。一方で、纏っている属性の弱点となる属性魔法に対しては、極端に弱くなるという弱点も存在する。
ゼロ、ガイア、ウリアの三人で編み出した固有魔法の一つ。
使用者:ゼロ・イシュタール、ガイア、ウリア
『幻乱魔法』 ???ランク固有魔法
魔法に魔力を直接流すことによって魔法を一部を乱し、そこから漏れ出た魔法式の情報を逆算する幻獣族の秘魔法。
使用する際には幾つもの厳しい使用条件がある。
まず対象の魔法を乱すために、その魔法を凌駕する大量の魔力を注がなければならない。次に漏れ出た魔法式の情報を逆算するための観察眼と知識、大量の情報を処理する能力が求められる。最後に干渉する際に対象の魔法を凌駕する魔力を注がなければならない。
幻乱魔法が使いこなせれば、魔法を消去することも、補強することも、主導権を奪うことすらも可能になる。ただし、大量の魔力を消費してしまうため、使いすぎるとすぐに魔力が枯渇してしまうという欠点がある。
使用者:ゼロ・イシュタール、ガイア、ウリア
『擬態魔法』 ???ランク固有魔法
幻獣族のみに伝わる固有魔法で、自身の全てを人間族に擬態する魔法(戦闘能力は変わらない)。擬態すると言っても自身の望む通りの人間の姿になるという訳ではなく、元々の性質に沿ったものとなる。
使用者:幻獣全般
もし『混沌の魔法師』がお気に召しましたら、ご評価をお願いします。