登場人物~第一章終了時点~
何かおかしな点などがありましたら、ご指摘して下さいましたら幸いです。
【聖アストラル学院】
『ゼロ・イシュタール』 人間族
聖アストラル学院に入学して来た全てが謎に包まれた幻獣使い。1年E組生徒会会計。盟約を結んでいる幻獣は『ガイア』と『ウリア』。腰まで伸ばして一つに纏めた銀髪に空色の瞳をした女かと見紛う程の美少年。
冷静沈着な性格で初対面の相手には必ず敬語で話す律儀な性格。しかし、ガイアとウリアには危惧されている危険な面がある。現在はガイアとウリア以外には何故か一線を引いている様子。何故かリーナの事をシェリアと呼び、その過去に何らかの形で関わっている模様。
可愛らしい外見とは裏腹に戦闘能力は実に強大で、平常時の状態でも最高でSSランク魔法を、『二重同調幻化』の状態ではSSSランク魔法すら使いこなす。現在判明している使用可能な魔法属性は炎、風、光、闇属性魔法、そして無属性魔法の空間魔法や身体強化魔法。
『リーガン・ギュンター』 ハーフエルフ族
175センチ程の背丈に短く切った灰色の髪に青の瞳を持つ聖アストラル学院の1年E組風紀委員。盟約を結んでいる霊獣は不明。愛称は『リー』で、何時も『ミリアリア』、『リリー』と行動を共にしている。
後先考えない直情的な性格で、周囲からは少々呆れられているが、時折鋭い指摘をぶつけるなどといった侮れない面もある。また、動物的感性なのか、『ミリアリア』とのジャンケンに圧勝するなどとても感が良い。
実は入学前に『ゼロ』には一度会っており、その時に自身の窮地を救われた事がある。それと元々の仲間思いの性格が相まって、『ゼロ』の事は仲間としてとても大切に思っている模様。
詳しい戦闘能力は不明だが、ゼロに鍛えて貰ったおかげか、実力に優れるB組生を気絶させるといった芸当が可能。現在判明している使用可能な魔法属性は土属性魔法と無属性魔法の身体強化魔法。
『ミリアリア・スレイン』 人間族
肩まで伸びている色鮮やかな橙色の髪に茶色の瞳を持つ聖アストラル学院の1年E組風紀委員。盟約を結んでいる霊獣は不明。愛称は『ミリー』で、何時も『リーガン』、『リリー』と行動を共にしている。 明るく活発な性格で、初対面の相手にも物怖じしない。『リーガン』とは良い口喧嘩友達といった関係。
実は入学前に『ゼロ』には一度会っており、その時に自身の窮地を救われた事がある。その時から『ゼロ』に対して好意を抱いている様子。
詳しい戦闘能力は不明だが、『ゼロ』と特訓の後では扱いの難しい身体強化魔法を使いこなしている事からその素質は優れている模様。現在判明している使用可能な魔法属性は水属性魔法。
『リリー・ワンダー』 エルフ族
綺麗な紫がかった銀の髪をツインテールに紫の瞳を持つ聖アストラル学院の1年E組風紀委員。盟約を結んでいる霊獣は不明。愛称は『リリー』で、何時も『リーガン』、『ミリアリア』と行動を共にしている。
何時も無口で感情を表に出す事は少ない性格だが、『リーガン』に対しては容赦なく辛口を飛ばす。また、魔法の知識に関してはとても博識で、普通知らない様な事でも平然と答える事が出来る。
実は入学前に『ゼロ』には一度会っており、その時に自身の窮地を救われた事がある。その時から『ゼロ』に対して好意を抱いている様子。
詳しい戦闘能力は不明だが、『ゼロ』の特訓を受ける前からAランク魔法を使いこなすなど、エルフ族の例に漏れず魔法の才に優れている模様。使用可能な魔法属性は雷属性魔法。
『リーナ・ランカスター』 人間族
真っ直ぐ伸びた銀髪に空色の瞳を持つ聖アストラル学院の1年S組生徒会書記。盟約を結んでいる霊獣は不明。眼を見張る程の美少女で、秘かにファンクラブが存在する程である。
誰にでも丁寧な態度で接するお嬢様然とした性格で、理由は不明だが、『ゼロ』と同じく周りに一線を引いている節がある。『ゼロ』によれば過去の記憶を失っている様で、その時『ゼロ』の過去に何らかの形で関わっている。
詳しい戦闘能力は不明だが、聖アストラル学院の入試にて次席と言う好成績を収めている事から、学校の成績、実力共に秀でている模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『セリカ・シュタイン』 人間族
ウェーブのかかった長い黒髪に黒の瞳を持つ聖アストラル学院の2年S組生徒会会長。盟約を結んでいる霊獣は不明。100人に100人が振り返るであろうと『ゼロ』が形容する程の容姿。
小悪魔的な性格をしており、人をからかうのが上手い。『ゼロ』には自分を超える存在として高い信頼と期待を寄せている。
詳しい戦闘能力は不明だが、1年の頃から生徒会会長の座に就いているだけあって、実力は相当なレベルな模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ダリア・ウォジュレット』 人間族
短く切り込んだ黒髪に黒の瞳を持つ聖アストラル学院の3年S組風紀委員長。盟約を結んでいる霊獣は不明。がっしりとした見た目と同じく、真っ直ぐ真面目な性格。
詳しい戦闘能力は不明だが、風紀委員長の座に就いているだけあって実力は相当なレベルの模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『アン・リンスレット』 エルフ族
セミロングの金髪に緑の瞳を持つ聖アストラル学院2年A組生徒会副会長。盟約を結んでいる霊獣は不明。普段は気弱だが、規律に非常に厳しく、それを冒す者は絶対に見過ごす事が出来ない性格。
詳しい戦闘能力は不明だが、1年の頃から生徒会副会長の座に就いているだけあって、実力は相当なレベルな模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ジオ・ライガー』 人間族
セミロングの茶髪に鳶色の瞳を持つ聖アストラル学院の1年A組の生徒。盟約を結んでいる霊獣は蜥蜴の『ガイル』。名門であるライガー家の長男で、その生まれに違わぬ実力を持つ。
自身がライガー家の長男である事と実力から他人の事を見下している。しかし、幼い頃から強くなるために厳しい鍛錬を重ねており、『同調霊化』を使いこなすまでに至った秀才でもある。
一度に5つもの魔法を発動させたり、『同調霊化』を使うなどその実力は高い。現在判明している使用可能な魔法属性は炎属性魔法。
『ギルド・ルージン』 人間族
短く切った黒髪に黒い瞳を持つ聖アストラル学院の1年B組の生徒。『ガルド』の双子の兄。盟約を結んでいる霊獣は不明。代々ライガー家に忠誠を誓ってきたルージン家の長男で、『ジオ』とは幼馴染の間柄。『ジオ』と同様他人を見下す傾向がある。
詳しい戦闘能力は不明だが、B組生だけあって実力はそれなりの模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ガルド・ルージン』 人間族
短く切った黒髪に黒い瞳を持つ聖アストラル学院の1年B組の生徒。『ギルド』の双子の弟。盟約を結んでいる霊獣は不明。代々ライガー家に忠誠を誓ってきたルージン家の次男で、『ジオ』とは幼馴染の間柄。『ジオ』と同様他人を見下す傾向がある。
詳しい戦闘能力は不明だが、B組生だけあって実力はそれなりの模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ルーナ・キャンベル』 妖精族
桃色のショートヘアーにくりくりとした黄色の瞳を持つ聖アストラル学院のB組担任兼風紀委員会顧問の教師。盟約を結んでいる霊獣は『ルンルン(ちゃん)』。身長は小さい者が多い妖精族の中でもさらに小さい135センチ程で、本人もその事を気にしている。
お茶目でフレンドリーな性格をしており、『ガイア』と『ウリア』をちゃん付けで呼ぶ程である。
詳しい戦闘能力は不明だが、Aランクの霊獣と盟約を結んでいる事から、実力は相当なものである事が窺える。現在判明している使用可能な魔法属性は不明だが、3魔法属性は扱える模様。
『スミス・アミドロール』 人間族
飛び跳ねた癖のある黒髪に緑の瞳を持つ聖アストラル学院の1年S組担任兼学年主任兼生徒会顧問の教師。盟約を結んでいる霊獣は不明。黒のスーツに丸帽子を深く被った格好で常時笑みを浮かべており、生徒達からは何やら恐れられている。
常に語尾に『~』を付けて話し、腹の底の窺えないマイペースな性格。『ガイア』と『ウリア』に殺すと脅された時も自分を食い殺してくれと願い出るなど、冗談には聞こえない突拍子な事を言う事もある。
詳しい戦闘能力は不明だが、ゼロすら気付けない程に隠密行動に長けていたり、S組の担任や生徒会の顧問をしている事から、相当な実力者である事が窺える。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ガーロン・シュヴァリエ』 人間族
短く切った白髪に青の瞳を持つ聖アストラル学院の学院長。盟約を結んでいる霊獣は不明。気さくで温和な性格。
詳しい戦闘能力は不明だが、老いにも拘らず身に纏う気配からかなりの実力者の模様。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
【ウィズダム王国】
『エルセルト・ジ・ウィズダム』 人間族
水色の長髪に翡翠の瞳を持つウィズダム王国第97代目の王。盟約を結んでいる霊獣は不明。齢60歳を超えたとは到底感じさせぬ一国の王に相応しい風貌と風格をしている。寛容で器が大きいが、女心に鈍感な性格。それ故に、現在の二人の王妃も苦労しているらしい。長いウィズダム王国の歴史の中でも5本の指に入る名君と言われている。ゼロが闇属性魔法の使い手と知って、『グリフォン』に先を越される前にゼロを自分の傘下に加えたいと思っている。現在はその為に、何か対策を練っている模様。
詳しい戦闘能力と使用可能な魔法属性は不明。
『アッシュ・ヘル』 人間族
オールバックにした金髪に碧の瞳を持つウィズダム王国の王直属近衛騎士隊隊長。盟約を結んでいる霊獣は不明。
忠義に厚く、ウィズダム王家に忠誠を誓っており、王家を侮辱される様な事を言われるとすぐに激昂する。その性格ゆえに外交などといった方面は苦手とする剣の道一筋の武人といった人物。
詳しい戦闘能力は不明だが、王直属近衛騎士隊隊長といった地位についている事から相当な実力者である事が窺える。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『レオ・ライガー』 人間族
厳粛とした雰囲気を持つライガー伯爵家当主。盟約を結んでいる霊獣は不明。完璧な実力主義者で、結果の伴わない強さは真の強さではないという持論を持つ。
【霊獣】
『ルンルン(ちゃん)』
体長2メートルを超える程の大きなライオンの霊獣。Aランククラスの力を持つ。『ルーナ』と盟約を結んでいる。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
『ガイル』
体長1メートル程の大きさの巨大な蜥蜴の霊獣。ランクは不明。『ジオ』と盟約を結んでいる。現在判明している使用可能な魔法属性は不明。
【幻獣】
『ガイア』
体長30センチ程で、蛇のような細長い胴に合った翼が生えており、純白の鱗に黄金の輝く瞳を持つ。擬態魔法を使用した際の姿は真っ直ぐ伸びた白銀の髪に黄金の瞳の、王子様風の整った容貌。盟約者は『ゼロ』。
頑固な性格で少々堅苦しい面があるが、『ゼロ』の事となると周囲が見えなくなる時がある。。幻獣の例に漏れず、常に他種族を見下しているが、自分が認めた相手にはそういった事は無い。本人は否定しているが『ウリア』とはとても仲が良い。時折喧嘩もするが、まさに『喧嘩する程仲が良い』という言葉を体現したかの様な関係。
戦闘能力は強大でSSランク魔法すら容易に使いこなす力を持つ。現在判明している使用可能な魔法属性は風、光属性魔法。
『ウリア』
体長20センチ程で、その艶やかな深紅の体毛に深緑色の瞳を持つ。擬態魔法を使用した際の姿は肩口で揃えられた燃える様な赤紙に深緑の瞳の、お転婆な美丈夫といった容貌。盟約者は『ゼロ』。
愉快でお調子者の性格で、よく『ガイア』をからかったりしている。幻獣の例に漏れず常に他種族を見下しているが、自分が認めた相手にはそういった事は無い。本人も肯定している通り『ガイア』とはとても仲が良い。時折喧嘩もするが、まさに『喧嘩する程仲が良い』という言葉を体現したかの様な関係。
戦闘能力は強大でSSランク魔法すら容易に使いこなす力を持つ。現在判明している使用可能な魔法属性は炎属性魔法。
『グリフォン』
神話の時代に『アレス』と盟約を結んで共に魔物と戦った事以外は全てが謎に包まれた幻獣。
【その他】
『アレス』 ?族
神話の時代に幻獣『グリフォン』と盟約を結んで共に魔物と戦った事以外は全てが謎に包まれた人物。英雄と呼ばれている。
もし『混沌の魔法師』がお気に召しましたら、ご評価をお願いします。