38. 泣きたい時には泣かせてよ
タイトル:泣きたい時には泣かせてよ
ジャンル:詩
種別:短編
年齢制限:なし
文字数:394文字
投稿日:2023年 10月07日 07時02分
会話率:0%
PV:328
ユニーク:252
総合評価:132pt
評価:124pt
ブクマ:4件
評価人数:13人
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感想:6件
レビュー:0件
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(調べた時間:2024年8月21日0時3分)
これは昔の自分を書いた詩です。
小学生の時は本当に誰もが認める泣き虫で、些細なことで泣いてしまう周りに迷惑ばかりをかけていた面倒臭い人間でした。
しかし、中学生になってこれではいけないと流石に自覚し始めて、出来るだけ泣かないように頑張っていました。
それでもやはり泣きたい時は常にあって……それでも思いっきり泣くことは出来なくて……。
そのため、その気持ちをぶつけるために家で泣くことになるのですが、全く以ってスッキリしなくて。
多分今までは人前で泣くことによって、悲しみを共有したと錯覚し、それでスッキリしていたのかなと思うのですが、今思えば本当に迷惑極まりないですよね。
それも友達とか関係なくクラスメイト全員の前で泣いていたような私でしたから。
また家では物を投げたり、壊したりと本当に破壊魔で家でも迷惑しかかけておりませんでした。
こんな私を見放さずにここまで育ててくれた親には本当に感謝しかありません。
そんな葛藤と常に戦ってきた中学生時代でして、今の私があるわけなのですが、逆にあの頃があったから、泣いたらどような反応をされるのか熟知しているため、今では泣かなくて済むのかなと思ったり。
取り敢えず、小学生、中学生の自分の奮闘に頑張ったねと声を掛けてあげたいですね。
今度はそんな時の自分の感謝の詩を作りたいなと今思いました。
そんなわけで、中学生時代の気持ちを書いた詩ですが、やはり悲しみを共有したいという気持ちは今でもありますね。
ただ、今は泣きたいと思う時があまりなくなりました。
だいだい私の泣いていた理由は自分の実力を出しきれなかった時、本来ならもっと良い結果残せたのにという理由でした。
しかし、今は自分の実力を出し切るなんてまず無理ですし、出来たとしても難しいと現実を知っているので、今はポジティブというか、もう後悔なんてせずに仕方がないと割り切って次のことを向くようにしています。
だからこそ今は悲しむことがほとんどなくなり、それはそれで少し寂しい気がしますが、社会を渡って行く上では大切なことだと思っているので、このような性格になれて良かったと思います。
本当に辛いことを真正面から向かい合うことがどれだけ神経を抉ることか分かっているからの変化ですね。
こんな私の生き方は逃げているだけと感じる人も多くいたりするのかなと思わなくないし、実際に母親からは貴女の前向きなところは長所に見えて、全く反省しないということだから欠点にしか見えないなんて言われています。
それでも私はこれが長所だと思っているし、そう思わないとやってられないので、この状態を幸せに感じたいと思っています。
本当になんか愚痴みたいなことを言ってしまってすみません。
本当は様々なことを思い抱えているからこそ、明るく振る舞いたいと思っているのですが、こう自分のことをふと見つめてしまうと様々な思いを吐露したくなっちゃって。
でも何だか書いたことによって気持ちがスッキリした気がします。
こんなこと書かないほうが良いのかもしれませんが、書いて良かったなと思います。




