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【改訂版】天才たちは異世界での極振り生活を夢見る  作者: 月那
第一部 第一章 異世界の天才たち
5/20

第五話 ステータスチェックのお時間です

とりあえず全員にパネルを開いてもらう。もうここで全員地球じゃないことを確信したよね。顔が死んでたもん。

そして、順繰りに全員のステータスを見ていくと、面白いことがわかった。

全員同じ数値じゃないってことだ。


________________________________


波風 朱夏 Lv.1

人間


ステータス(所持ポイント:5)

HP:100 MP:60

STG:50 INT:550 VIT:20

AGI:90 DEX:50 LUK:30


装備

武器:なし (初期装備が選択されていません)

頭:なし 体:なし 空 靴:なし 盾:装備不可

装飾品:なし


スキル

攻撃:

防御:

支援:

妨害:

耐性:

ステータス:

その他:[鑑定I]


種族能力:なし

使用可能生命力:10000

技:


________________________________


________________________________


紅虎 秋白 Lv.1

人間


ステータス(所持ポイント:5)

HP:100 MP:20

STG:50 INT:500 VIT:20

AGI:100 DEX:70 LUK:20


装備

武器:なし (初期装備が選択されていません)

頭:なし 体:なし 空 靴:なし 盾:装備不可

装飾品:なし


スキル

攻撃:

防御:

支援:

妨害:

耐性:

ステータス:

その他:[鑑定I]


種族能力:なし

使用可能生命力:10000

技:


________________________________


________________________________


柊 氷人 Lv.1

人間


ステータス(所持ポイント:5)

HP:120 MP:20

STG:200 INT:490 VIT:80

AGI:190 DEX:40 LUK:10


装備

武器:なし (初期装備が選択されていません)

頭:なし 体:なし 空 靴:なし 盾:装備不可

装飾品:なし


スキル

攻撃:

防御:

支援:

妨害:

耐性:

ステータス:

その他:[鑑定I]


種族能力:なし

使用可能生命力:10000

技:


________________________________


________________________________


中龍 金央 Lv.1

人間


ステータス(所持ポイント:5)

HP:100 MP:20

STG:90 INT:510 VIT:50

AGI:100 DEX:120 LUK:10


装備

武器:なし (初期装備が選択されていません)

頭:なし 体:なし 空 靴:なし 盾:装備不可

装飾品:なし


スキル

攻撃:

防御:

支援:

妨害:

耐性:

ステータス:

その他:[鑑定I]


種族能力:なし

使用可能生命力:10000

技:


________________________________


ほらね、違うでしょ?

氷人のチート感が否めないけども。


「スポーツしてると違うのか・・・」


「ステータス高すぎ君やん」


旧友コンビが思い思いの言葉を口に出す。

氷人はどこか誇らしげである。


「さて、皆さん、パネルの説明はあらかた見ましたか?」


私がそう聞くと、全員が頷く。

ステータスとか、鑑定とか、ステータスポイントとかの説明やね。

私はそれを確認してから、今回の議題を提示する。


「今後のステータスの振り方を考えたいと思います。ついでに武器と役職ね」


そう、自由にステータス振れるならある程度役割を考えて振ったほうがいい。

絶対この5人で活動することになるし、一生森にヒッキーするとしても、モンスターとかいない保証などないからな。


すると、氷人が手をあげる。


「ん、氷人」


「・・・武器に関しては、自由でいい、と思う」


そこで一旦区切って、続きを話す。


「武器の、振り方とか、は、俺が、教えられる、し、どうせなら、いつも通りの振り方で、いい、と思、ぅ・・・」


徐々にフェードアウトしていく言葉。

うん、ごめん。長文話させてしまって。

あんまり人付き合いが得意じゃなくって、しゃべらない時間の方が多いから基本的にカタコトになってしまうのよね。昔より流暢になったと思う。


で、「いつも通り」ね。もうそれでいいか。


「つまりいつも通り“極振り”か」


「ん」


氷人の肯定が返ってくる。


「賛成」


「あたしも〜!」


「僕もそれでいいよ」


ふむ、じゃあもうステータス振ってしまおうか。

全員にそう伝えると、全員が一点集中でステータスを振っていく。


いつも通り、というのは、どの自由にステータスを振れるゲームでもどうせゲームだしって感じで別々のステータスに極振りしてプレイしていたことだ。

まあ、最初のパーティが組めないランク帯だとちょっと厳しかったりしたけど、根性でどうにかしたよね。

でも今はパーティが組めるし、全員で行動できるからいいよね!


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