目覚め -初日
火、水、風、光、そして闇を司る神と、その五属神の長である最高神は六柱として一つの世界を創造した。
神は天使や悪魔、精霊と呼ばれる各々の眷属をその地に使わし、国を興した。世界は繁栄に繁栄を重ねていった。
世界の安定を見届けた神は、次の世界創造へと移る。
神の住まわなくなった世界は次第にこう呼ばれるようになった。
孤立世界 ポエシリアレティ。
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あぁ、すまない。愛する子供たちよ。
私が愚かなばかりに、気づいてやることができなかった。
もう私の力で支えることはできないが、私の代役を送ろう。
それがお前たちの剣となり盾となり、助けとなることを誓おう。
これが我々の道楽に突き合わせてしまった、せめてもの罪滅ぼしだ。
――――――――――星の降った夜、何か夢を見た気がする。
体が重い。怠い。なんだこれは?
いつものように朝の目覚ましで起きると、体に違和感があることに気が付く。ただ、昨日の体育の授業で校庭を無駄に走らされたせいだと思い直し、特に気にも留めなかった。
「お兄ちゃん!そろそろ起きてきて、ごはん食べちゃってよ!」
「言われなくてもわかってるから!すぐ行くから!!」
朝は口での小競り合いが多くなる気がするなと思いながら、何気なく窓の外を見ると桜の蕾が膨らんできていることに気が付いた。
急いで朝食を済ませ、学校へと向かう。
卒業まであと5日――――。
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異世界転生&チートが好きで、後、目立ちたくないけど目立っちゃう的な話が好きで、自分で書いてみました。
ありきたりで、ダレるところもあるかもですが、できるだけ頑張りますのでよろしくお願いします!
誤字・脱字、間違った表現などありましたらご指摘お願いします。
いきおいで書いちゃいました。。。汗
どうしよう。。。と思いながらも投下笑
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