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シトトナリ  作者: 吾田分弱
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挨拶

久しぶりに執筆してみました。

ちょくちょく書いていこうと思うので、読んでいただけたら幸いです。

どうも、初めましての方は初めまして。

いや……、ワタクシと出会う方々は全員、『初めまして』の方ばかり……でしたなぁ。

これはこれは失礼、語弊が生じてしまいましたなぁ。

しかしながら、確かにワタクシと出会う方々は皆初めましてしかおらぬのですが、ワタクシという存在自体は、皆様のすぐ間近にまで迫っているのですよ。

なのに皆様ワタクシの存在には気付かれはしない。そりゃそうです。皆様は()()()()()()()()()()()()()、ワタクシの姿をその目で捉えることなど出来はしないのですから。

ああ、失敬失敬。何もそう狼狽える事はありません。ワタクシが語っているのは『美学』でございます。

この上ない、最上級、highestな『美』なのですよ。

さてさて、初めましてと言っておきながら、自己紹介もせずに長々と余談をしてしまいましたなぁ。

それでは改めまして……。

お初お目に掛かります。ワタクシ、名を篠山築(しのやまきずく)改め——『死』でございます。

本日は貴方様の記念すべき命日でございましたので、お迎えに参りました。

現世から三途の川の向こう岸へ貴方様を送り届けるのがワタクシの仕事にございます。

短い間ではありますが、どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いしますねぇ……。


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