第47話「勇者サラッと進みサラッと終わろうとする」
話忘れてるなー
もたもた、だらだらしながらようやく海にたどり着いた貴洋一行、そこで待ち構えていたのは皆がよく知る現代ゾンビだった。
「ようやく来たか!異世界勇者と大魔術師、ノーセンス魔法使い!お前達を待っていた」
そう宣言した男に貴洋は迷わず魔法を叩き込んだ、全力で!
「なにをするんだ貴様!待っていたと言っただろ!いきなり攻撃してくるやつがあるか!」
「お前に用があっても俺にはねぇーんだよ、いいから早く死ねよ」
冷たく言い放つ貴洋
「クソが、俺がお前らのせいでどんな思いをしてるか!話だけでも聞け」
常に魔法で攻撃し続ける貴洋に叫びながら避けまくる村上昇
「ウゼェーな無駄に運動神経高いんだよ、話聞いてやるからとりあえず凍りづけになれや」
貴洋の攻撃が当たる
「これでいいのか?話を聞け」
「アイツわざと捕まったぞ貴洋、聞いてみる価値はあるかもしれん」
「でも前みたいにお気に入りのピンチを感じてプレイボーイがくるかもしれませんよ?」
話を聞くと言ったのにこの後どうするか会議する勇者一行
「まぁ、来たら来たらで逃げればいいだろ、黒夜ゲートだけ開いといてくれ」
「わかった」
勇者にあるまじき逃げる選択を秒でする貴洋
「よし聞いてやるから早く話せ、しょうもない事だったら殺すぞ」
「勇者のセリフじゃねぇーなソレ」
「早く話せって言ったよなー!次無駄な事言ったら一個もらうぞ」
「なにを!話すから落ち着けよ!お前達に無駄に呪いを解かれたからプレイボーイの野郎から離れたら、やつに犯される前の俺にほぼ戻るようになったんだ!お陰で気持ち悪いプレイの記憶で狂いそうだがな!」
興味深いことを言う村上昇
「それで俺達にどうしろと?殺して欲しいのか?」
「チゲェーよやつを倒す手助けをする。その代わり、この海の底にいる四天王の呪いも解いてくれ」
「交渉かよ、俺たちはお前らを皆殺しにして、プレイボーイを倒して、みんな生き返らせる作戦なんだよ」
「生き返ることはわかってる、だがプレイボーイを倒すのにこの海の底にいるやつの力は必要不可欠だ、何故ならそいつの能力は自分の血を人に与えることで、全てのステータスを2倍にするものだからな!」
サラッと凄いことを言う村上昇
「どう思う黒夜」
聞く貴洋
「プレイボーイに会う前までなら信じなかったが、確かにあの時のやつは私が知っているプレイボーイより2倍近く強くなっていた信じてみる価値はある」
「そうか信じよう」
サラッと信じる貴洋
「そうか、だが俺が言うのもなんだが怪しいぞ」
そう言う村上昇
「正直奴に勝てる気がしないんだ、2倍強くなれるなら、それにかけてみる価値はある、とりあえずプレイボーイが近づいて来たらお前は現代ゾンビに戻るんだよな」
「そうだ」
「お前の周りの空間だけ切り取り次元を変えるか」
サラッと言ってのける貴洋
「そんなことが出来るのか!」
言われる前にやっていると言う貴洋
「ありがとう、一生ついていきます」
いきなり態度を変える村上昇
仲間をサラッと一人増やし、深海への戦いへと話は進む




