第38話 実は仲いいんじゃない?凄く殴られてるけどさ。
お久しぶりです。
「よしユウナ!どこまで出来るんだ?水の中で目を開けるとこからか?」
「バカにしないで!水なんて怖くないは!ただどれだけ手を動かそうと、足を動かそうと前に進まないのよ!」
なぜ泳げないか考える貴洋。
ユウナの身体をマジマジと見る。
筋肉質だが、さすがは美少女だなと心の中で思う。
「おい変態。ジロジロ見るな虫唾が走る」
少し下心が出たところをすぐ叩かれた。
だか怯まない貴洋。
「舐めるようにみてわかった事が一つある。筋肉がつき過ぎてるんだ。浮力さえ補えればすぐに泳げるようになるだろう」
言い終えた頃には貴洋の頭にはタンコブが四つあった。
「筋肉は落とせないわよ」
言い切るユウナ。
「俺を舐めてもらっては困る。なんたって最強の魔法使いの弟子の自称最強魔法使だ。浮力くらいいくらでも補える」
そう言って、ユウナには見えない精霊と会議を始める貴洋。
数分後。
「水精霊の1人がユウナに付きっ切りで、水回りの世話をしてくれるってさ。良かったな」
「私見えないけどいいの?」
「良いってさ、男より美少女が好きなんだって。見た目は女の精霊なのに」
こうして精霊の力で浮力を手に入れたユウナは日が暮れるまで、泳ぎ続けたのだった。
「泳げるようになったのがそんなに嬉しかったとはな。まだまだ子供だな」
そう呟いた貴洋は何故かその後2時間くらい気絶していたのだった。
がんばるぞ




