表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/49

第3話 猫が人の言葉を喋っているのに、異世界じゃ無いとか本気かよ

 

 猫に、異世界じゃない、お前は普通の人間だ、プレイボーイを倒せと言われて思考を停止していた主人公だったが、今更ながらひとつの疑問にたどり着いた。そう猫が喋っているのだ。見た目何の変哲も無い猫がだ。


「猫が喋っているのに異世界じゃ無いのか?俺に動物の声がわかる能力があるんじゃ無いのか⁈」


 貴洋が夢を諦めきれずに問うと、猫の返事は残酷なものだった。


「さっきも言ったが、お前は普通の人間だ、私の言ってる事がわかるのは、私が普通の猫じゃ無いからで、繰り返し言うがお前は血族のどこかに、異世界人の血が混ざったどこにでもいる人間だ」


 その言葉に、気を落としていた貴洋だが、あることに気づく。


「待ってくれ、血族のどこかに異世界人の血が混ざってるのか?それなら俺にも凄い力を手にする事ができるんじゃ無いのか⁉︎」


 貴洋は諦めない、死に戻ったのだから、今までと違う事が起きてもおかしくないと。


「異世界人の血が混じった、人間なんてそこら辺にゴロゴロおるわ、凄い力に目覚めるかどうかは、お前次第だ。」


 さらに猫は続ける。


「次お前が死んでも、もう死に戻りはできない、死なない為に私の修行を受けるんだ」


 貴洋は凄い力が手に入るかもしれないと言う言葉にテンションが上がりつつ、また新たに疑問を思った。


「何でもう死に戻れないんだ?そしてなんで俺なんだ?」


 猫はすぐに答えた。


「お前は普通の人間だが、流れている異世界人の血は一級品だ、なんせ初代勇者の血だからな、だから選んだ。そして今死に戻れない理由は、わたしの魔力が足りないからだ」

「また魔力とか言うのが、貯まれば死に戻れるのか?」

「それば無理だ、魔力を蓄積する魔力結晶と全ての次元の私の魔力を使っても一回しか使えないのだ」


 そんな魔法を俺に使ったのかと、複雑な気持ちになる貴洋に猫が続けた


「だからお前には、アニメや漫画で良くある、超絶、スーパーハードな修行をして、卍解や尾獣化よりは見た目も戦闘力も劣るが、現代ゾンビやプレイボーイに対抗できるくらいの力はつけてもらうぞ!覚悟しろ」

読んでくれてサンクス

頑張りますよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ