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第26話 いざ出陣!ちょっと待った!買い物だ!

まだ戦わないよ

 


「三藤の頭を覗いてわかったことは、プレイボーイがかなり力を付けていると言うことと、奴のプレイ内容だ」

「前の一つだけ話せ。後半は心にしまっておくんだ黒夜」


 そう言って頑なに後半を聞きたくないと言う3人。それに対して黒夜は


「ユウナは年齢的にダメだ。サクラは兄貴のあんな姿など知りたくないだろう。貴洋、お前には寝てる間に脳内に焼き付けてやるからな!私とこのどうしようもない情報を共有しよう!」


 絶対に誰かにも同じ気持ちを味あわせてやると、決めていた黒夜はそんな理由から貴洋をロックオンした。


「いらん!一生のお願い今使うから!プレイボーイの戦力的情報だけくれ」


 頑なに断る貴洋。


「私の方が早起きなのを忘れるな!先に起きて絶対焼き付けてやる。それはさておき、プレイボーイの情報だ」


 そう言って黒夜は説明しだした。


「奴はかなりの数の現代ゾンビを従えている。ここの旅館にも最初はいなかったからな。爆発的な増加だ。更にそのゾンビ共に十分な数の武器を与えている」

「確かに三藤の奴らは、銃を持っていた。弾数も相当あったぞ」


 思い出して言う貴洋。


「海外の裏社会と繋がりを持ったようだ。更に、こっちの世界に居る異世界の血が濃い奴らを重点的に狙い、魔導士の方も大分強化されている」


 また貴洋が思い出した。


「佐藤の野郎も俺よりカッコいいロックブラストとか言う魔法を使ってやがったしな。単一属性の魔法はかなり強化されてる気がする。俺は魔法耐性高いからよく分からないが。そしてロックブラストはもう俺の技だ」


 相手からカッコいい技をパクっていく。盗賊スタイルだ。


「遂に自分でカッコいい名前が考えられないから、パクリだしたの?ダサ」


 ユウナからの息を吐くような毒舌。

 


「いいじゃないですか?気にったものはドンドン真似していきましょうよ!相手はこの世にもういないわけですし」


 と悪魔的なサクラ。悪魔だが。


「ここからは、役割分担が大切になってくるぞ、私は傍観者、貴洋は対魔法、ユウナは対肉弾戦、サクラは敵の索敵だ。今までが余裕だった分、ここからはハードモードだ。一気にプレイボーイのお気に入りの現代ゾンビを捕まえにいくぞ!」

「取り敢えず南下して海に出ましょう!そのあたりでプレイボーイと別れた後の現代ゾンビがいるはずです」

「ユウナが近づいて負傷させて、俺が魔法で拘束だな、相手に魔法耐性があった場合の為に、ロープを買っておこう」

「サクラ服とかも欲しいんですけど」

「ホームセンターとユニク○に行くか」


 大まかな作戦が決まり、ようやく宿から出た貴洋たち、服を買い、ホームセンターによりロープとその他役に立ちそうなもの、精密ドライバーを、買って海を目指すのだった。


「アンタなんで精密ドライバーなんて買ったの?」


 ユウナのその問いに貴洋は


「男は精密ドライバーを見たら買ってしまう生き物なんだよ」


 と返して、ゴミを見る目で見られたのは言うまでもない。

 黒夜は苦笑い。

 サクラは興味なしだった。


 何だかんだはさみながら、実質的に自分たちから動く作戦第一回目が始まるのだった。


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