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例えば、こんな時の精霊からの話

──ここは時の狭間。時間という概念から切り離された空間です。……初めまして、私は時の精霊■■■■■■。あなたをこの空間に無断で連れてきたのは私です。申し訳ありません。……はい、実はあなたにお渡ししたいものがありまして、あの勇者召喚に介入させていただきました。……はい、お渡ししたいものはこちらのライトノベル全14巻です。ネタではないですよ? 私は本気です。なぜお渡しするのかについては、このライトノベルを読んでいただけると理解できるかと思います。ついでですので、あなたに自在にこのライトノベルを召喚できる能力と、この本自体に不壊の能力を付与しましょう。これでいつでも読めますね。それでは、あなたに幸せな未来が訪れますように……。

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