入学式、そして出会い
これは、俺の人生を一変させたある青春の物語だ。
俺は、黒崎光希中学1年だ!ついさっき入学式が終わった。 そして、この日から俺の人生は、天国へと変わっていく。青春って奴だ!
そう。俺は、初めて恋をした。
まあそれがあぁなるとは俺も思っていなかった。
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「入学式やっと終わったー!」 「めっちゃだるかったなw」
隣で話しているのは小学校からの友達 尾野大翔
やっと入学式が終わり、今から自分のクラスに行くとこだ。
「大翔って何組?」「んーと、3組」「マジで!俺も!」「よろー」「よろーw」
俺は、奇跡的に大翔と同じクラスだった。
『ガラガラガラ』
安定で知り合いが少ない。まあそれが普通か。と、クラスに入った。
5分くらい経って先生がきた。
「みなさんこんにちは。1-3担任の伊藤里紗です。よろしくお願いします!」身長170くらいで細い。とても美人だ。次は恒例の自己紹介だ「1-3No.3尾野大翔です。よろしく」大翔が自己紹介した、やべぇしゃべれねぇ...←自称コミュ障
とうとう俺の番が来てしまった。
「ぇぇっと1-3No.6く,黒崎光希ですよ,よろしく」
やべぇしやべりにくい...そして次の人の番だ。
「1-3No.7黒田夏未です。よろしく」
そのとき、俺は初めて恋をした。そうこの人に。
初恋から3日後あの子のことが少しづつ分かってきた。
黒田夏未、ショートヘアで身長は150後半くらいだ。性格は大人しめ。だけど友達といるときはとても明るく、楽しそうに笑っている。
この3日間話かけれないまますぎてしまった。
帰りに俺は思いついてしまった!LINEで、よくあるクラスのグループ。そこからあの子を追加しよう!
LINE内
夏未というニックネームのアカウントがあったので早速追加した。
「同じクラスの黒崎やでー!よろしく!」
「黒田です。よろしく!」
俺はSNSなら全然行ける!
黒田と話しているうちに、あの子と、まーまー仲良くなれた。出席番号が近いため、同じ班だった。
まあLINEほどでは無いけどまあまあしゃべれるようになった。
そして、あっという間に6月下旬もうすぐ夏休みだ!だが告白する勇気が出ない...「あの長い期間ぼっちはいやだーーー!!!」
「どーしたん光希」「いや何でも」「あいつにまだ告れてないんw」「まーなw」いつも帰りは、こうだ!大翔と、こんな話ばっか。なんかバカみたいって、思ってしまう。
この時は、まだ知らなかった。この間に起こっている俺の人生の中でトップ5に入る悲劇を。
LINE内
「黒田ー」「なに?」「好きな人とかおる?w」「どーやろなー」
「教えてよーw」「えー無理w黒崎はおる?好きな人w」「おるでー!」「教えてー」「えー教えてくれたえーで」「まぁ無理w頑張って付き合いなー!w」「お前もなー!」「私は大丈夫やからw」
そのときは、大丈夫の意味を深く考えなかった。4月くらいに彼女が「私結婚する気ないからーw」とLINEでいっていたからだ。
次の日
学校でとある噂を聞いた「3組の黒田が6組の神崎と付き合っとるってーw」そのときから不安になり急いで帰った
LINE内
「黒田ー神崎と、付き合っとる?w」「まーなー」「へーそーなんや。頑張れー」「うん黒崎もなー あ、そうや!私の好きな人わかったやろ」「うん」「じゃあ黒崎の好きな人教えて!」あ、忘れとった!つい最近そんなLINEしたのを忘れてた。「あーリア充減るか、卒業するまでには教えたる!」「えー...まーえーや!」
その日俺は布団で泣いた。神崎とはまー仲がよかった。だからどうしょうもないのだ。知らない奴ならまあ喧嘩できた。だが友達だから、ただ見てることしか出来ない。もっと、早く告っていたら俺も付き合えたのかな。なんて考えていると、余計悲しくなった。だから俺はただ見ていることしか出来なかった。
その日から学校でも、LINEでもほとんどしゃべれなくなってしまった。
二人が一緒にいる。こういうとき友達としてどう接したらいいのか分からない。どうにかしてとりかえしたい。なぜがその日から神崎に嫉妬するようになった。
「よぉ黒崎」チッ!うっとうしいな。「おぉリア充」「へへぇ(照)。」キモ。死ねクソリア充「なに照れとるんw」
ここ最近神崎への嫉妬がすごくなってきた。
毎日神崎が話かけてくる。そのたびに嫉妬する。自分でも最低なことをしているのが分かる。でもやめられない。家では布団の中で惨めに泣いている。
こんな人生嫌だ。死にたい。自分なんか嫌いだ。.....あれ、自分って何だっけ。
自分すら忘れて何もかもどうでもよくなって...
二人が付き合って5ヶ月くらい経っただろうか。
その瞬間は、唐突にやってくる。
LINE内
タイムラインをみていたら黒田の投稿があった。
「色々あって分かれることになりました。今までありがとう。」
その投稿を見た時、うれしさが一番に出てきた。その後に、また自分がウザく思えた。友達が、別れて悲しんでいるのに一人喜んでいるなんて最低な奴だ。
だからといって告らないのは嫌だった。悩んで悩んで悩みまくった結果、告白はする。だがそのタイミングと、自分が判断するまで、告白しない。
学校でも二人とも話せるくらいまでには戻った。
そんな感じでまたいつもの日々に戻ってきた。
そして、あっという間に時はすぎ、時代は任○堂のswitchがスプ○トゥ○ン2というゲームをだした。
自称ゲーマーの俺は、すぐそのゲームをプレイした。
初めて3日ぐらいだろうか。『かれん』というニックネームでプレイするユーザーがいた。なぜがそのユーザーと、仲良くなっていた。LINEの交換までする仲だ。
LINE内
「なーなーかれん」「んー?」「今日プラベできる?」「できるでー!」「やろー!」「うん」
ゲーム内
「よっしゃー!かれんに勝った✌」
こんな独り言をいいながらゲームをしている俺氏。
「ん?LINEきた」
LINE内
「どーしたんかれん?」「あ、うん...」「何か言いたそうやなw」
一瞬かれんがビクッてしたような気がした。
「あ、うーんえーっと」「ん?」「光希のことが...」「ん???」「...好きです!!!...」
一瞬めまいがした。なんたって女の子に、人生で初めて『好き』って言われたから...
「あ...えーっと」「テレビ電話していい?」
いや、女の子にしていい?って聞かれたら無理なんて言えないでしょ!!!
「えーで。」
テレビ電話内
無言のまま10分くらい電話しっぱなしだった。彼女の顔がとても赤い。俺も赤いと思う。心臓がやばい!だって彼女が可愛いから!!!...
テレビ電話終了
かれんの本名は、結城花蓮
身長160前半くらいでロングヘアだ。とても可愛い。名前の通り可憐な乙女って感じだ。
こんな女の子から告白されるなんて(照)
とにかくリアルで合うことにした。リアルだとしゃべないコミュ障がにじみ出る。と、おもったら彼女もコミュ障だった。そのおかげか、わりと話せる。好きなアニメやゲームの話で盛り上がりながら駅前をうろうろしていた。
「で、返事は?(照)」「あ、うんちょっとだけ待ってもらえるかな。」
俺は決めた。
夏未に告って、OKだったら夏未と付き合う。無理だったらかれんと付き合う。
告白日は、2016年の4月23日
この小説を読んでいただきありがとうございます。作者のシザーハンズです。読んでいただいたら分かるように、この作品はラブコメです。
まだ、小説を上手く書けないのでとても下手ですが、これからも努力するので、これからもよろしくお願いします。
最後にこの小説をよんでいただきありがとうございます。