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「他人を信じる」ということをブラッシュアップする

作者: 韋駄天

他人を信じる、ということについて

「人は信じられない」「裏切られた」という人が、特に若者が、多い。


「自分のことだけ考えていればよいのだ。自分しか信じられない。だって他人は皆、己が最も可愛いのだから…」―――と。


果たしてそうか?わたくしは違うと考える。


他人を信ずる、ということは、「人に100%の信用・信頼を押し付けること」とは似ているようで違う。それは依存である。


「嗚呼、人に裏切られた」と感じた時、「裏切られた」と言う前に、我に落ち度はなかったか、と省みることだ。



『他人を信じる』こととは、盲信ではなく、程よい距離を保って自立・尊敬しあうことを言うのだと思う。

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