キルゾーン突破!
東京 渋谷
長田准尉
「部隊を迂回させましょう!」
原田中尉
「しかし、それじゃあ時間がかかって間に合わない!」
長田准尉
「無理に突破すれば、部隊が壊滅します」
原田中尉
「迂回すれば、第一中隊が壊滅する」
長田准尉
「ならば、本部に支援を要請しましょう!本隊には1万もいるんですから、1個中隊ぐらい…」
原田中尉
「本隊は、立川・練馬・府中・調布・習志野各基地と中央道の確保で既に手一杯だ!」
長田准尉
「予備の3万5千がいるじゃないですか!」
反政府連合軍4万5千の内、現在戦闘を行っているのは、東京に進撃した1万(東京攻略部隊・本隊)と政府軍側の「茨木軍」に攻撃を行っている5千(茨城攻略部隊)だけなのだ
原田中尉
「そのうち、1万5千は信州軍と甲府軍の牽制のために出払っている。ここから部隊を引き抜けば両軍が東京になだれ込んでくる!
残りの2万は東海軍との戦闘のために訓練・編成中だ」
山内軍曹
「それなら、2個小隊はキルゾーンを突破、残りの2個小隊は迂回すればどうですか?」
原田中尉
「先に現場に到着した2個小隊が第1中隊を援護して、後から来た2個小隊と合流後司令部を攻撃する…か。それならいいだろう」
長田准尉
「それなら…わかりました、すぐに準備します」
キルゾーンを突破する部隊は、第1・4小隊に90式戦車3両で指揮官は友田中尉
迂回する部隊は、第2・3小隊で指揮官は長田准尉と決まった
原田中尉
「気をつけろよ、キルゾーンはここだけとは限らないぞ」
長田准尉
「了解しました、なるべく早く到着するよう努力します」
2手にわかれた第2中隊はそれぞれ出発した
原田中尉
「総員下車戦闘用意、周囲の警戒を怠るな」
部隊は周囲に警戒を張り巡らしながら進んだ…が
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キルゾーン駐屯部隊隊長(敵)
「来たか…、まずは戦車をつぶせ!」
敵兵士
「了解、『ドラゴン』持って来い」
ビルの屋上に『ドラゴン』正式名称『M47ドラゴン』が並べられ…
駐屯部隊隊長(敵)
「ぶちかませ!」
ドラゴンが一斉にに発射された
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原田中尉
「ド、ドラゴン!?なんて数だ!」
そして、12発のドラゴンが戦車に命中しだした
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少し内容を消させていただきました