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始まりの戦い

これは戦争孤児からなる中隊の物語である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2019年 東京渋谷


「ドッゴーーーーン!ダダダダダダダダダダっ、ダダダン!」


遠くの方で砲声と爆発音が聞こえる。


反政府連合軍(宇都宮軍・仙台軍・北海道軍)の先遣隊1万5千名が市街に突入、敵と交戦を開始したらしい


政府軍側の東海軍2万が東京にが応援に駆けつけるまで2日しかないため、その前に首都を制圧しなければならない


だが、東京ここに居座る今日中には決着がつくだろう


軽装甲機動車の窓から外を覗くと一際大きなビルが見える


今にも崩れそうなそのビルの屋上には「109」という看板があった


政府に反旗を翻した反乱軍がクーデター政権を樹立させたことから始まった内乱は4年もの間続いている


政府軍側についた米軍は反乱軍との戦闘で街を壊すだけ壊して手を引いた


崩壊した反乱軍反乱軍の敗残兵は武装集団と化し、略奪の限りを尽くした


首都を奪還した政府軍が設立した評議会は、戦争によって得られる莫大な利益を上げることに没頭し、内乱はだらだらと続いた


地方軍閥・武装集団同士の戦闘で街は地獄と化した


しかし、そんな日々も今日で一区切りつくことになるだろう


反政府連合軍司令官に就任した島津紀行少将は2019年2月1日オペレーション「ファースト・ステップ」の発動を宣言した

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

山内軍曹

「こっかいぎじどう(首都師団司令部)まで、あと10分ほどですです」


原田中尉

「第一中隊の状況は?」


長田准尉

「第一中隊は敵司令部をほういするも、逆に敵にほうい攻撃を受けている模様です」


原田海人中尉が率いる宇都宮軍第七歩兵大隊第二中隊、通称「孤児中隊」は同隊の第一中隊が司令部に立て篭もる政府軍首脳を逮捕・処刑するため司令部を包囲時に攻撃を受けたため、これを援護・任務の遂行という任を受けていた


第二中隊は、警戒隊として第四小隊40名を先行させ、本隊はその3km後方から90式戦車3両を先頭に軽装甲機動車・偵察警戒車・装甲兵員輸送車に分乗した3個小隊120名からなる


原田中尉

「総員戦闘用意!警戒を厳にしろ!」


野々村伍長

「ち、中尉殿!第四小隊長がビル街で敵の攻撃を受けたとのこと!せいぞんしゃはビル街の手前まで後退したとのことです」


長田准尉

「やはり敵はキルゾーンを設置していたか」


原田中尉

「総員下車戦闘準備!キルゾーンを突破する」

少し内容を変えましたm(__)m

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