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1話1話が短いです。話がまったく進まないです。ごめんなさい。


美しい銀色の髪、少し吊りあがった切れ長の瞳は青くなんとなく冷たい印象を受ける。

自室の隣にある執務室 

リッカセイテン騎士団 団長にして第一王子の肩書を持つ

ケイトアベルは机に肘をつき面倒臭そうに書類を眺めていた。


ちっ・・・なんで俺様がこんな事に時間を費やさなきゃなんねえんだよ。

クソガキ共が多少寝込もうが別にいいじゃねえか…

静かな方が平和でいいって何の問題もありゃしねぇ

このままでかまわねえ気もするが……だ


「リッカセイテン第4王子キシリハウラー、他5名

 体調不良の原因究明、治療、それらに関わる全ての責任を

 騎士団団長  第一王子 ケイトアベル

 魔法師団団長 第二王子 レヤンナジーグ

 外交大使補佐官  第三王子 ニマウハサリ

 上記3名に任せる。

         リッカセイテン48代目国王」


簡潔な文ではあるが ご丁寧に国王の印まで押してある。

完全に無視することも 忘れてたwテヘ♪ なんてしらばっくれることもできやしない。


あんの…クソ親父…たいして働きもしねえくせに、こんな時ばかり仕事が早い…


誰かに聞かれでもしたら不敬罪に問われてもおかしくないセリフだが

彼は脳内で国王に毒づいていた(今日だけで7回目)ので誰にも気づかれる事はなかった。






銀色の長い髪、後ろで一本に束ねていてもその輝きは失われない。

切れ長で少しグレーかかった青い瞳 妙に色っぽい印象を受ける。

第一王子に似ているはいるが 向こうは泣き黒子、第三王子には口黒子

色香の違った美男 第三王子ニマウサハリは城の中庭にあたる庭園で佇みながら思っていた。




兄達がなんとかするだろう。…と 見事な他力本願である。




いっその事バカ6人を殺してしまった方が早いんじゃないか?

流行り病、大実験の上の事故死

呪いを患ってこじらせた…(この国の呪いはそういうもんじゃない)

など別に理由なんか何でもいい。

外交大使補佐なんて肩書があるから 死んだあとは多少忙しいかもしれないが

なんらかの責任を大使が取って退任したら

俺が補佐から大使になればいいだけ

大使になるのは面倒臭いが、遅かれ早かれその立場にいつかはならなきゃならない。

少し時期が早くなったとこで・・この際それくらい仕方ないかもな。

んー特に問題ないんじゃないか?


…今なら簡単に殺せそうだなぁ。


兄達に6人を押し付けられたらそうしてしまおう。

それが1番手っとり早い。



他力本願か 殺すかの2托しか彼には思い浮かばなかった。








青みがかった黒い髪、ゆるいウエーブのかかった長い髪は

少し印象が違えば重い印象を受けるはずなのにまったくそんな印象はない。

バイオレットの瞳、薄い唇、こちらもなかなか色っぽい美男である。

第二王子レヤンナジーグは魔法学校第五研究広間で悩んでいた。




これは・・・なんだろう・・・・。



この国で一番生真面目な王子である彼は他の王子達より先に一人で(勝手に)

6人の元を訪れていた。

そこで見た6人には、魔力がほぼないことに気がついたのだ。



こいつら昨日なにかしたな。


余計なことをなんかやらかした・・って事だけはわかった。


そして訪れた研究広間。

6人そろってやらかす としたらここしかないだろう。と

1から順番に見て回った

そしてこの第5研究広間に来た時異変に気がついた。



ドアがある。

見たこともない形式のドア…… いつの間に!?建て替え工事を??

などと一瞬思ってしまったが そうじゃないだろうと自分に言い聞かせ


なるべく落ち着きつつそのドアを観察する。


そこで気がついた 左上の所にあるそれ


大きくはない長方形の板みたいなもの。

それに何か書いてある。


これは・・・何を意味するんだ?



ただ表札に「柳井」と書いてあるだけなのだが

もちろんそんなもの読めない彼は

その「柳井」の文字に見入ってた。


文字なのだろうか。絵なのだろうか。



レヤンナジーグはその事で頭がいっぱいになっていた。













内容うんぬんよりも名前を考えるのが苦手です。自分で付けといて覚えられません。横文字ネーム苦手なんですよ。

内容はゆっくりすぎですがじわじわ進みたい。進めばいいなあと思ってます。


次くらいにそろそろリッカセイテンの住民(の誰か)とヒロインを対面させたいです。

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