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8/50

立てばシャクヤク座ればボタン

花のように可憐な私に誰もが視線を送る

世界で一番美しいと思ってた

いつまでも輝いてると思ってた

けれど花は儚いものだわ

突然の衝撃に振り向けもせず飛ばされる

まるで花びらみたい

真っ赤な閃光が走って、体の内側から爆ぜる

風に散る花のように、肉片が宙を舞った

ああ、なんて素敵なのかしら

なぜかとっても最高な気分 なんだか不思議ね

私は美しい一輪の花

私は儚い一輪の花

風に吹かれて、その命を散らした

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