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雪の日の出会い
吹き荒む風冷たく
あたしの心も冷やされる
聖なる夜にあたしは一人
街にキラキライルミネーション
誰も彼もが楽しそう
その中であたしは一人きり 誰もあたしに見向きもしない
渡すはずだったプレゼント
送るはずだった愛の言葉
抱えてあたしは涙する
そこへ君が現れて
あたしの冬は終わりを告げる
君と目と目があった時
あたしに春がやって来た
真っ白な雪が降り出すのにあたしの胸は真っ青な春
街に光り輝くイルミネーション
冬空の下あたしと君は二人 手を繋いで歩く
キラキラした君の笑顔 モミの木の下で「素敵だね」って笑い合って




