前へ目次 次へ 39/50 ため息 ため息を ふぅと小さく漏らしては 少女は深く項垂れる 一体何が辛いのか 一体何が悲しいのか 一体何が虚しいか 自分でもよくわからないやるせなさ どうしてかわからない胸の虚無感 それをため息いっぱいに込めて ふぅと一息吐いてみる 何か変わった? 自分に問いかけてみるけれど きっと何も変わってはいない わかっているけどそれでもいいからもう一度 ふぅと吐いては肩落とす 悲しき静寂に絶え間なく落ちる吐息 少女の苦しみはいつまでも続く――