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「ならさ、なんで私の目の前に現れないの?」
「マスターは職場の休憩時間を利用して仮眠を取る形で私達を操作していました。肉体がこっちにこればあなたの存在が知れ渡ることになり、弟子入りが確定している事になります」
私が師匠として認めていないから姿を見せないか……
「生活能力皆無ですから剣術のついでに花嫁修業もやりますか?」
「は?」
私の生活能力が皆無?現にこうしてこの城で生活出来てるのに?
「貸し与えられている個室の掃除…誰がやっていると思っているのですか?」
「へ?」
「食事を用意しているのは?衣服の洗濯等もありますね」
私…どれもできないね。
「……花嫁になるつもりは無いけどお願いします」
「では、マスターの教育プログラムに乗っ取り座学と実習を混ぜて教育していきましょうか」
なんかゴリアテさん生き生きとしていない?目がちょっと怖いんだけど。