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「新年……カレンダーを見る限り、今日ってだよね?」


 あの人、しばらくって言って半年も帰って来ないんだけど。


「灯ちゃん…帰りたいなら私が家まで送るよ」

「ゴリアテさんって良い師匠ですよね」

「ん?私の剣術は全てマスターの指導によるものだぞ」

「マスターって?」

「ジャック様の事だ。ドールズの将は三人いて、その中で剣術を灯ちゃんに指導できるのが私だっただけで、剣術人形ならこの程度は簡単にこなすぞ」


  嘘でしょ orz……


「因みにだが、時々私の体を直接マスターが操って稽古していた日もある」

「具体的には?」

「週一回のドールズとの一対多数の打ち合いの時に都合が合えば参加しているドールズ全てを操っていたぞ」


 時々動きが良くなってペースがつかめないと思ったら……そんなことされていたのか。





「おせちあるぞ」

「いただきます」

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