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27話 二つ名の付与

ぼちぼち更新再開していきます。

(一章分のプロットは作成済み)


【変更点】

・キャラクターの名前が『ソニア→ルナ』に変更しました!


新作のヒロインがソニアだったので、混乱を防ぐために仕方なかったんです……!

 俺はルナにお手本を見せるために部屋の端から端に【テレポート】した。

 これぐらいは造作もない。


「こんな感じなんだけど、参考になったか?」

「うーん……なんとなく」

「何回も見せよう。ルナは魔法のセンスがある。俺が魔法を使ったのを認識できたり、魔力を感じることが出来ているんだ。魔力の動かし方、使い方に意識を集中させてみよう」

「分かった。やってみる」


 それから俺は何度も【テレポート】をして、ルナにお手本を見せた。


「……なるほど」


 ルナがぼそりと呟いた。

 何か掴めたのだろうか。

 すると、ルナが少しだけ【テレポート】を使用した。


「おー、凄い! もう【テレポート】が出来るようになってるじゃないか!」

「……今の出来てた?」

「出来てた! 出来てた! こんなに短時間で出来るようになるなんてやっぱりルナは天才だよ!」

「……そ、そう」


 ルナは頬を赤くした。

 照れているのかな?


「とりあえず、もう少し【テレポート】の扱いに慣れよう。あと10回ぐらい発動してみて」

「うん」


 ルナは俺の言った通り、10回【テレポート】をした。

 回数を重ねるごとにどんどん慣れていった。


「よし、これなら【アイテムボックス】を取得できるだろうね」

「本当に? でも私、どうやってやるのか分からない」

「【テレポート】は魔素を目標地点と今の地点で交換していたと思うんだけど、【アイテムボックス】では新しい空間に魔素を送り込むんだ」

「……うーん、よく分からない」

「一回【アイテムボックス】を作ってしまえば次使うときは簡単なんだけどなぁ。なかなか難しいよね。本当は自分で取得すると良いんだけど、どうしても難しいなら裏技があるよ」

「裏技?」

「俺が魔法でルナの身体を操作して【アイテムボックス】を取得するんだ。他の魔法はやらない方がいいけど、【アイテムボックス】ぐらいなら大丈夫かなって。でも、自力で取得した方が魔法の理解は深まるね」


【アイテムボックス】を取得する過程で何か気づくことはあるかもしれないけど、たぶんそこまで重要じゃないと思うんだよね。

 どちらにしろ【アイテムボックス】を取得した後はめちゃくちゃ簡単に使えるしさ。


「……それなら自分でやる。やらなきゃいけないことは分かったから、後は自分で練習する」

「ふふ、ルナならそう言うと思ったよ。《賢者》のギフトをもらっただけはあるね。じゃあ今日のところはこんな感じで大丈夫だったか?」

「うん。色々ありがとう」

「ま、約束してたからね。それと、あんまり夜遅くまで頑張らないようにな。おやすみ」

「分かった。おやすみ」


 俺はルナの部屋から出て行き、魔物達がいる小屋へ向かった。



 ◇



「悪いな、ちょっと起きてくれるか」


 俺は眠っているウルフとボアを起こした。


「……ガル?」

「……ボワ?」


 眠そうな表情で俺を見るウルフとボア。


「早速だけど、今からお前達に二つ名を授ける」


 稀に二つ名を持った魔物が出現する。

 二つ名を持った魔物は同種の中でも圧倒的に強力なのが特徴だ。

 俺は魔法によって、その二つ名を意図的に授けることが出来るのだ。

 そうすることによって、魔物達は人間と大差ないレベルで働いてくれるようになる。

 これが俺の考えていた秘策だ。


 二つ名をつけることによって、同種よりも賢くなり、能力は飛躍的に上昇する。

 今の状態では指示通り動くことは出来ないが、二つ名を授けると、それが可能になる。

 まずはウルフから二つ名を授けよう。


「【付与『二つ名』──《賢い魔物》】」


 これでウルフに《賢い魔物》の二つ名を授けることができた。


「ウルフ、お座り」

「ガル!」


 指示通りウルフはちゃんとお座りをした。


「伏せ」

「ガル!」

「よし、しっかり《賢い魔物》の効果が発揮されているみたいだな」


 《賢い魔物》は気軽につけることが出来る二つ名だ。

 賢さを上昇させるもので低級の魔物につけるにはぴったりの二つ名だ。

 これから成長する機会があれば、二つ名は更新することが出来るので、そのときにはもう少し立派な二つ名を授けてあげたいところだな。


 俺は同じ要領でボアにも二つ名を授けた。

 たぶん二つ名を授けたことでステータスも上がってるはずなんだよな。

 一応鑑定してみるか。


 [ 名 前 ] 《賢い魔物》ウルフ

 [ レベル ] 5

 [ 魔 力 ] 120

 [ 攻撃力 ] 160

 [ 防御力 ] 130

 [ 持久力 ] 160

 [ 俊敏力 ] 170



 [ 名 前 ] 《賢い魔物》ボア

 [ レベル ] 4

 [ 魔 力 ] 115

 [ 攻撃力 ] 150

 [ 防御力 ] 150

 [ 持久力 ] 130

 [ 俊敏力 ] 130



 二つ名をつけたことによって、名前の前に二つ名が表示されるようになった。

 そして、どちらも全ステータスが100増加している。

 二つ名を授けただけで今までの倍以上強くなるあたり、これは本当にとんでもない裏技だな。

 まぁもっと良い二つ名をつければもっと強くすることが出来るけど、今はこれぐらいが丁度いいだろう。


 あとは明日、みんなの前でこの二匹の成長を見せるだけだな。

 そうすればきっと、みんなに受け入れてもらえるさ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 新作のヒロイン、たしかにソニアさんですもんね。 これは混乱してもしょうがない。 どちらも見てますので、どちらとも 次回更新を楽しみにしてます。
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