カフェkidding
声劇のために書いたものです
カフェkidding 卒業式編
ここは
小さな階段を
上ったところにある
カフェ kidding
マスターのマサさんが入れる
珈琲は絶品
でも、1番のお目当ては
マスターとのおしゃべり
今日も相談ごとを抱えたお客様が
来られたようです
マ「いらっしゃい」
客「マスターいつもの珈琲
ふぅ 疲れた
あ〜甘いもの欲しいなぁ
アイスクリームお願い」
マ「はい どうぞ」
客「おっ!桜の花びら!」
マ「今日
息子さんの卒業式
だったでしょ
おめでとうございます」
客「流石マスター
なんでも分かってるね」
マ「一緒に来て
隣でジュース飲んでた子が
お父さんと同じ
珈琲飲むようになって
今日は卒業式
成長頼もしいね」
マ「それで卒業式
どうだったの」
客「すごく感動的な
卒業式だったよ
サプライズで
親ひとりひとりに
手紙を渡していて
もらった親はみんな
泣いてたんだ」
マ「へぇ
どんな手紙もらったの?」
客「いやぁ それがさぁ
もらったんだけど
なんだかおかしいんだ」
マ「どういうこと」
客「文字が書いてなくて
記号みたいなのが並んでるんだ
息子が渡すときに笑ってたから
悪戯なのかなぁ」
マ「その手紙
今持ってる?」
客「うん、あるよ」
マ「じゃぁ、ちょっと拝借」
マ「へぇ〜 ふ〜ん
なるほど 」
客「え?マスター?」
マ「あ〜ごめん ごめん
これはちゃんとした手紙だよ
これね
モールス信号になってる」
客「モールス信号!」
マ「sosとか聞いたことない?
・・・ーーー・・・
(トントントン
ツーツーツー
トントントン)
とか
点と線で
言葉を表してるやつね
最初のこれは
---- (ツーツーツーツー)
だから 『こ』だね
ここの列は
『このたびは』
ってなってるよ」
客「そうなのか!」
マ「はい、このサイトに
表があるから
続きは自分で解読してね」
客「ありがとう」
マ「正面きって言うのは
恥ずかしかったんだね
笑ったのは照れ笑い
だったんじゃないかな」
客「あ〜俺の子だよなぁ〜
まったく」
マ「はい、珈琲どうぞ
ゆっくり解読していって」
客「なぁマスター
返事書きたいんだけど
俺もモールス信号ってのは
つまんないじゃん
なんかない?」
マ「う〜ん
点字なんか
どお?」
客「お!いいね!」
マ「じゃぁ 頑張って!」
何かご相談のある方は
カフェkidding にどうぞ
マスター マサが解決いたします
ほっこりしてもらえたら嬉しいです




