モフモフも色々あるけれど、ちっちゃなモフモフも乙なものですよ。
モフモフにも色々ありますよね。
なんといっても猫! 柔らかくってふわふわ。仲良くなるのが大変ですが。それもまた、可愛い。
そして犬! モフモフ具合は犬種にもよりますけどね。耳の後ろを掻いてあげると喜びます。
けど、私が心に残っているモフモフはちっちゃなモフモフです。
中学校の時、自転車置き場で拾った鳥のヒナ。
てっきりスズメの子だと思って拾ったんですけども。後にカワラヒワという種類の鳥だと判明しました。
まあ、とにかくその子がね。すんごく可愛かったんですよ!
名前を呼ぶと飛んできてくれてね、ちょこんと肩や腕に止まってくれるんです。
手の上でエサを食べたりね。眠くなったら肩や腕でうとうとしちゃう。
小鳥って最初に普通に止まってから、そこに落ち着いて止まる気になったら座り直すんです。
おしりをモコモコっと振って小さなお腹をぽふっとね。下ろしてくれるんですよ、私の腕に。
その仕草が、堪らない!
大きさはスズメと同じくらい。
その小さなお腹がふわっふわのモフモフ!
座り直した時、足とかがもふっと隠れちゃうんです。そうすると、なんだかまあるいシルエットになってそれも可愛い。
腕にはふわふわ、モフモフ、ちいさな温もり。こっくり、こっくり船をこいで居眠り。
残念ながら野鳥ですので、一般家庭で飼うことは出来ません。施設で訓練をしてもらって自然に帰しました。
もう何十年も前のこと。
けれど、今でも小さな小さなモフモフは私の中にあるのです。
あの腕の感触。まあるいシルエット。小さな温もり。
ちっちゃなふわふわモフモフ。
あの至福の肌触りは忘れないのです。
ちっちゃなモフモフだって、ほかのモフモフに負けていないのです。
モフモフ、最高!