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勇者。24 イン ザ ルーム。

 気が付けばカラッポなアパートの一室にいました。

なんだか見覚えが・・・あれ? ・・オレの部屋? 。

なんで家具もなにも全部無いんだろう。


<魔法陣から出てくれる? 。>


振り向くと着物の小粋なお姉さんです。

ココはどこか聞いてみました。


<何言ってんの! あなたの住んでた部屋じゃないの! 。>


あの・・家財道具なんかは・・? 。


<あなたの彼女が引っ越すとき持って行ったわ。彼女しばらくココにいたのよ。>


お姉さんは今の持ち主で呪術師さんの関係者だそうです。


<もうじきバイト君も来るでしょうから待ってなさい。

向こうの始末もしてくるでしょうし。>


来るってこの魔法陣からですか? 。


<ソレは危ないところを通ってるの。

あなたが通ったせいでもあるんだけどね。

もう一度通ってもらわないと処置ができなかったのよ。

別のルートで来るでしょうから待っててほしいの。>


あちらに戻れるんでしょうか? 。

彼女がまだあちらなんです。


<それはバイト君に聞いてちょうだい。

私はそこまでの権限は無いから。>


そうこうしているうちにアパートのドアが開きました。

呪術師さんが入ってきてなにやら詫びの言葉を言ったようですが

聞こえてませんでした。


殴りかかってましたから! 。

 さすがにお姉さんには殴り掛からなかったんだねえ。

エライエライ。


バイト君やっぱり納得させてからじゃあないとダメだよぉ。


勝手に行ったり来たりさせられちゃあ一発で済むかどうかあやしいなぁ。

彼女のこともあるもんね。

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