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勇者。18 鎮守。

 <神使、神様の使いだよ。ココの土地神をやれ!だとさ。>


ココの地下の<汚染物質>はどうもかなりヤバイものだそうで

専任の管理者にされたそうです。


神様の代替わりに申し送りから漏れたらしくて放置状態だったからと

謝られたと言ってます。


<ゴミ箱のフタの重しだってさ。>と笑う。

別に今までとすることは変わらないらしいです。


<年に7日の外出許可まで出たぜ。

へんな水晶球を置いてってくれたおかげだがな。> 


7日の神様の休暇か・・・

お祭りみたいですね。と言うと


<なるほど、じゃあココは鎮守の森ってか。

いささか広すぎる気もするがな。>


鎮守の森があるなら宮も必要かも・・・と

ダテ神社なんてどうですか?と聞くとなんだかやけに照れてました。


場所はコアのダンジョン(?)の入り口の上。

建物が隠していれば見つけにくいでしょう。

もちろん結界もダテさんが張るでしょうし神域となればおいそれとは

入ろうとしないはずです。


砦の大工さんにお願いしてアパートの敷地の隅にまつられていた

お稲荷さんのほこらを参考に東屋くらいの大きさのものを

木造で造ることにしました。


大きくなくていいと本人が言うのでこの程度です。


あとから鳥居もなんとかできないかと言われたので気に入ってくれたようです。


費用はいただいた魔石の山の代金で賄いました。

元々ダテさんのものですからね。


神様になった勇者・・・か。

なんだか絵本のお話みたいだなあと思っちゃいました。

 勇者くんダテさんのおかげで元気でたみたいですね。

よかったよかった。


伊達神社は本物がちゃんとあります。

伊達氏ゆかりのものと、<イダテ>神社と読む

林業と造船なんかの神様の五十猛神イソタケルさまを

祀ったものですね。



ココは異世界のダテ神社。

祭神は<ダテさん>。

元勇者なので武道の神様。

土地神もなさってます。

武技の上達のご利益りやくあり。

鎮守の森の魔獣でレベルアップもできます。

運がよければ直々に稽古をつけていただけるというウワサあり。

鎧が変わってても笑わないように! 。


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