表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/147

勇者。17 最低な朝。

 目がさめたら夜明けの少し前でした。


メタボロだったはずの体は誰かが回復魔法をかけてくれたようです。

あとでお礼を言っておきましょう。


昨日は最低でした。


この世界にいるモヤモヤ・イライラをダテさんにぶつけてしまいました。


帰りたい。

彼女に会いたい。

抱きしめていたい。

でも、帰ったら・・

そして彼女の前で死んだら・・・


書きかけの別れの手紙を彼女は読んだかもしれません。

あれで納得するとは思えないですが行方不明なら憎みや恨みはしても

悲しみの淵に沈むことはきっと無いでしょう。


母はその淵に沈んで二度と浮かび上がることができませんでした。

あんな目には彼女を遭わせたくありません。


でも・・・・


ともかく昨日のことをダテさんに謝ろうと会いにいきました。


昨日のことを謝ると

<若いんだから気にすんな。

オレはもう死んでるんだしあれくらいじゃあなんてことないしな。>


なにか昨日とは少し雰囲気が違います。


<夜中にシンシが来た。神にされた。>


シンシ?カミにされた?  。


一体なんのことなんでしょう? 。

 勇者のくせに怖がってますね。

どこで彼女とお母さんが同じだと判断したんでしょう。

かなりなマザコンですよね、これじゃあ。


母は強し! 。>と言いますが強くない母も勿論いますし

強いのは<母だけ>じゃあなかったりするんですよ~~。


元気だせ! マザコン勇者くん! 。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ