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魔術師G。5 トリオで。

 あー、主戦場には連れてってもらえなかったヒヨコな魔術師。それが俺たち。


まあ、王都をカラにもできないってことでこういう配置になったらしいけど。


引退したはずのヨボな師匠の師匠に見張られてました。

やっぱりヒヨコ扱いなんだよなあ・・。


それでも張り切ったんだよ、勇者召喚。

魔力カラッポになっちゃったんだけどさあ。


ハズレだと本人は言ってるけど斜め上にハズレてるんだよね、アイツ。


<次>までの繋ぎでお飾りのはずなのにちゃんと<勇者>しちゃってるし。


さすがに呪術は専門外だからどうしてやることもできない。

なんとかならんものかねえ・・・。


さて、その勇者。

ウキウキと砦を勝手に直してたがどうやら費用のことは忘れてたらしい。


<ちょっと秘密基地を造ってる気分になっちゃってました。>


プププ・・・秘密基地だってよ! 。

ガキの遊びじゃねえか! 。


確かにココがちゃんと頑丈な砦ならまた魔族がまた来ても王都の連中も

あわてなくて済むだろな。


だからって今すぐ金を出すとも思えない。

どうすんのかと思ったら森で魔獣狩りだとよ。


ふんふん、森の魔獣は強力だが高値だ! と。

以前にやっつけたのは<魔導師>だってえ! 。

それは聞き捨てならないゾ。


戦場でなくても付いていけばレベルアップが期待できそうだ。

勇者とアルフォンスがいれば結構安全だろうし。


魔導師には及ばないけど3人くらい居ればなんとかなるかもな。


交代で狩に同行することにした。

全員行きたがったが王都も砦もカラにはできないからな。


だけどなんだってオレたちが凶状持ちなんだ? 。

大酒のみの借金王のほうがまだマシだ! 。


勇者は迷子で遭難者の魔族の兵士から色々聞き出している。

騎士のアルフォンスがあとで

<アイツ・・詐欺師になれるな。>と言っていた。


詐欺師な勇者か・・・

なんかあんまりカッコ良くない気がするんだが。

 森ではシンドイ目に会うんだよね。

まあ、レベルアップはしたようですが。


ガンバレ!ヒヨコ! 

目指せ! 魔導師!! 

ちょっとだけ期待しといてあげるよ~~。

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