表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/147

魔族K。(領主)2 アブナイ勇者。

 <勇者>が出た。

アレはアブナイ。

戦うと兵士も指揮官もコワレてしまう。


確かに兵士達は戦意が失せているように見える。

負傷のせいばかりではなさそうだ。

負傷していない者も似たような表情だし。


コレってコワレてるのか? 。


森があるのだからいきなり攻めては来られないはずだ。

戦力はどちらの国も主戦場に集中している。

余分な兵力が向こうにあるとも思えない。


こちらももう一度ハリボテ砦を取り返しに行くなんて面倒なことはしないだろう。


人の国があのルートからの攻略が再びあるかもと警戒してくれるだけで

充分なんじゃあないだろうか。


偵察くらいはあるかもしれない。

軍の連中と相談して警戒網くらいは張っておこう。


撤退してきた連中をしばらくココに置いておく名目にもできるだろう。

負傷したまま主戦場に送られるのも気の毒だ。


回復魔法の使い手は主戦場に動員されてるし負傷したまま行っても

嫌がられるだけだろう。


<捕虜になってた、勇者に会った。>と

隊長格の男が話していたので確保して軍の本部へ送った。


金貨をかなり持っていたがどこから手に入れたんだろう。

<やましい金じゃあない、プライドの問題だから言えない。>

かなり強情に口をつぐんでいた。


まさかコイツも勇者のせいでコワレてるとか・・? 。


妙な噂が広まっても困ると思ってさっさと本部に送ったのだが

手遅れとかじゃあないよな。


気のせい・・・ならいいのだが。

あー、やっぱり捕まってますね、釣りエサ君。


まあ、覚悟の上だったでしょうが。

あとは勇者情報をうまく使って乗り切ってほしいです。

ガンバレ! 釣りエサ君! 。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ