バイト君。4 婚前旅行。
アイツの召喚された先の世界へ行こうとしたらお供付きだった。
そうか・・・強制力が働くのを忘れてた。
<つき合わせてスマン! 。>と謝ると
<つき合ってる仲だから気にしない気にしない。>と笑う。
長めのお泊りデート・・・いやもう婚前旅行でいいか・・。
まあせっかく二人で来たんだから楽しんでもいいかな? 。
おっと仕事もわすれちゃあアカンな。
まずはOUTポイントの確認。
う~ん、やっぱり城の中だねぇ。
アイツを帰すまでは一時的にでも封鎖しときたい。
世界の中でなら空間をつないでもぐりこむのもジジイの許可なくできるけど
アレやると結構疲れるからなあ。
距離が長くなると余計に。
中まで入れれば楽でいいんだが・・。
そう思ってたら連れが耳よりな情報を拾ってきた。
(ココでも占い師をやっている。本業にする気かも。)
王族だか貴族だかはっきりしないが城の住人が<呪術師>を探してるらしい。
呪術はあんまり得意じゃあないが連れがいればうまいこと誤魔化せるだろう。
アイツは転生で記憶を封印されたはずだから会っても分からないだろうが
ちょっと楽しみな気もする。
彼女の言ってた余命がもうじきだというのも気になるが・・。
多少の病気なら回復魔法でなんとかなるだろう。
ココでの情報だとアイツが来てからまだ4カ月くらいらしいので俺たちは転移で
時間位相がズレてしまったようだ。
過去に向かって・・。
年単位のズレではないので許容範囲だが・・。
かえって好都合ではある。
まあ、細かいところは帰ってから調整しよう。
多少のことはジジイにも目をつむってもらうことに勝手に決めた! 。
待ってろよ勇者! 。
神官と賢者が今行くぞ! 。
おっと、しまった!今は神様だったんだ。
あ! 正体ばらしちゃった! 。
ま、まあいいか。
ココの人たちに内緒なら、、、ね。
神官なのに結婚なんかいいのか? と思っちゃったアナタ! 。
いいんです。
なにせココは異世界ですから。
日本のお坊さんだって明治以前はダメだったのに
以後はオッケーですもん。
(浄土真宗は例外です。ずっと結婚オッケーでした。)
仏教より神道を重視の政策のあおりで跡取り問題とか
お寺の維持とか大変だったんだよ、、お寺さんも、、。
お坊さんになる人が減っちゃったんで
後継者の自家生産、、、ハハハ(汗。)
コイツラは多分それぞれの世界の常識からも
外れたヤツラです。
深く追及しちゃ神罰が来るかもよぉ~~。
勇者くんは前世も勇者だったんですねぇ。
う~ん、あとは脳筋な戦士がいれば
パーティができあがりだよね。
お~い戦士! どこいったぁ? 。




