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回復魔法使いH。(医者)2 魔法教室8。

 ・・・できませんね。


初日でも他の魔法は発動させられたと

魔術師さんが言うので回復魔法より攻撃魔法のほうが

強い方かもしれません。


でもまあ、一言アドバイスでも。

<好きな人・大事な人を思い浮かべてその人がケガをしてると思って

やってみて下さい。>


あんな表情は初めて見ました。


なんというかすべての感情の上を絶望が覆っているような・・・


勇者さんは別の世界から召喚されてきているので

好きな人・大事な人はそちらの世界にいるはずです。


開けてはいけない扉を開けてしまったような強烈な後悔を感じました。

 

回復魔法は成功しました。

繰り返し使っていけばすぐにボクなんかより強力な使い手に

なりそうな気がしました。


勇者さんが帰ったあとで練習台の兵士さんが

<オレ・・欠けちゃってた足の小指がなぜか生えてるんだけど。>

と言ってきました。


欠損部位の復活は高位の神官とか僧侶でないと無理なはずです。

小指とはいえ復活させるなんて・・。


兵士さんには黙っててくれるようにお願いしました。

勇者の仕事は医者でも神官でもないんです。


まして今は戦争の真っ最中です。


気の毒な患者に山ほど押しかけられては戦争に

集中できなくなるかもしれません。


冗談めかして<師匠くん>とよばれたのが なんだか

とても大事なことに思えました。

 魔法使い➡魔術師➡魔導師➡大魔導師の順でランクアップしていきます。

魔術師のベテランと魔導師以上は主戦場で奮闘中です。

残ってたのはなり立てのヒヨコ魔術師たちです。

まあ、王様の近くにもいくらかは

残しておかないといけなかったんですね。


師匠くん>はまだ魔法使いレベル。

めざせ!魔術師!ですね。

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