回復魔法使いH。(医者)1 魔法教室7。
主戦場には行かなくてもいいように師匠が配慮してくれたらしいです。
<見た目がガキな奴を連れてくといろいろ面倒だ! 。>
と言われました。
外見がガキでもこれでもボクは役に立てるのに・・と
思いつつどこかでホッとしてたりします。
そう思ってたら<勇者>の作戦のお手伝いの仕事がきました。
張り切って参加しましたがほとんど負傷者がでません。
戦死者も出てません。
今日も捻挫・すりきず、あとはせいぜい打撲程度です。
街の中と同じようなものですねえ。
ココって戦場のはずなんですけど。
そんなある日、<勇者>さまが来ました。
全然強そうじゃあないです。
迫力・・・・感じません。
オーラ・・・感じません。
威圧感・・・感じません。
殺気・・・・カケラも感じません。
一緒に来た魔術師さんのほうがよっぽど強そうです。
回復魔法を教えてほしいって? 。
ちょっとなら子供でもできる子はできるんですけど。
ともかく実践が一番なので捻挫で来た兵士さんに練習台になってもらいました。
・・・できませんでした。
大丈夫かなあ・・この勇者さま・・・。
銃後はたいてい女子供、あるいは老人と決まってます。
師匠さんもまるきり子供とは思ってないんでしょうが・・。
女の子のほうが良かったかなあ。
女医さんってカッコイイし・・・。
可愛いナースさんとかいてほしいし・・。
おっと、勝手な願望は自粛自粛。
<彼>ですから!<彼女>じゃないですから!。




