表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/147

魔族F。(砦長)2 水球。 

 気が付いたら砦の指揮所のソファの上だった。

部下が運んで回復魔法をかけたらしい。

飛竜がクッションになって即死とはならなかったようだ。


頭を冷やして状況を確認してみる。


砦の外に大きな投石器が2台も鎮座していた。

<あんな大きな代物に気が付かなかったのか! 。>


怒鳴ったが見張りが言うにはニョキニョキと言う感じで

見る間に組みあがって攻撃してきたそうだ。


しかも飛んでくるのはなぜか石ではなく水だという。

魔術師が使うウォーターボールは握り拳くらいで

それ以上だと飛ばしにくくなるらしいが・・。


飛んできた! 。

でかい! 。

あんなのを当てられたのか、、。

内心、よく生きてたなオレ、、と思う。


次の玉が飛ぶまでの時間がやけに短い。

一体どんな仕掛けなんだ!? 。


しかも、2台が交代で飛ばしてくるので兵士はパニックを起こす奴まででてきた。


<逃げましょう! 。>と副官以下ほとんど全員が叫ぶように言う。

<兵士がアレではとても戦えません。>


そこでやっと気がついた。

負けぐせ・逃げぐせをつけられてしまったのだと。


奴らは拠点を落としても殲滅も追撃すらもほとんどしていない。

<逃げてもいいよ>と敵に言われていたようなものだ。


砦は包囲されていない。

もう、逃げ出した奴らが出ているのがここからも見える。

部下の言うことを聞いたのは初めてだった。


撤退の鐘を鳴らさせて砦を後にした。


勇者がこういう奴だと報告だけはしないと・・と思いながら。


やはり追撃はされなかった。

 水って重いですよね。

それが飛んで来たら・・・

マンションの上階からペットボトルを投げたバカがいましたっけねえ。

私はバカという言葉は嫌いなんですがあのときばかりはバカ野郎!

と叫んじゃいましたよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ