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商人E。2 融資。

 あっという間に他の商人たちにバレた。


いろいろ煩いことを言われたが勇者を逃がさないための

一時的な手だと誤魔化した。チッ。


まあ、独占はできなかったが勇者殿はアイディア豊富な奴だった。

街の会員全部に割り振ってもまだまだあるなんてどんだけなんだ!? 

コイツ! 。


欲しいモノを聞いて驚いた。

投石器。


それって王とか貴族が持つ物だろう。

平民が個人で持っていいのか? 

え! ・・オモチャ? 

ますます訳が分からない。


魔族との戦争は負けそうになってるのにオモチャで遊んでていいのかよ! 。


と思っちゃった俺! 反省しろ! 。


オモチャなはずの投石器で魔族の拠点をどんどん落していく。


ギルド長はヤツへの高額融資を認めた。

自衛にもなるので誰も反対しなかった。


責任が1年しかとれないとヤツは言ってたが誰が見てもその先々まで

利益が出続けることは確定だ。


国外のルートに乗せようとしてる奴もいる。


戦争の利益は勝つ側にいてこそ大きい。

このまま負けるようならと逃げ出す算段も考えていたがアイツなら

勝たないまでも負けないだろう。


高額融資でオモチャではない投石器を造らせている。

・・どんだけ投石器が好きなんだよ! 


ノリノリで弟子を虐待してる親方を見てため息が出た。


 彼が教えたアイディアは特許というより実用新案の類です。

先例な勇者さんたちが色々アイディアを置いていったので

説明もしやすかったみたいです。

パイオニアよりは楽チンだったかも。

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