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魔族D。(捕虜)2  しぼりかす。

 なんなんだ!? アイツは! 


あの程度の強さの人間ならこの城にもゾロゾロいるだろう。

なんというか強さじゃない不気味さとでも言うか……


気が付いたときには知りうる限りの魔族の情報を

ペラペラとしゃべりまくって止まらなくなっていた。


もっとも俺は前線の末端でしかないのだからしゃべっても

大した情報では無いはず……なんだが。


並の魔族と貴族や王族の魔族とでは考え方も違うはずだし。

情報を根こそぎしぼりとられたと感じるのはなぜなんだ? 

それこそしぼりかすにされた気がするのは。


それにしてもしぼりかすな俺を殺さずに置いておくのは

一体どんな企みなんだろう。

ロクなことじゃあないことだけは確かな気がする。


あの勇者は関わったらイケナイ種類の存在だと認識した。



一週間後、俺は釣りのエサにされた。

 じいちゃんの趣味は磯釣りでした。

釣りに行き過ぎて日本人にはあまりできないはずの

皮膚ガンになってました。

海岸は紫外線が強いからねえ。

漁師さんと釣り人は要注意だそうです。

頭のおできは可能性大。

まあ、見えるので処置が早目にできるんですけどね。


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