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魔族S。(将軍)1 後方。

 戦場の喚声には慣れているつもりだった。

だが、あの時の喚声にはなぜかゾクリとさせられた。


まさか軍旗が切り裂かれるとは思ってもみなかった。


戦況は一進一退でこのところ押し気味だったのだがアレからどうも

こちらの調子が悪い。

どうにも微妙に押され気味の展開が多くなった。


体制を整えるのに少し後退してみようか・・。


副官たちがコソコソと話しているのでちょっと咎めてみたら

兵站基地に行かせた小隊が帰ってこないという。


少し前に班編成を一組行かせたのも帰ってこないそうだ。

なんでそんなに基地に用事があるんだろう? 。


は? 物資が届かない? なんで? 。

兵站基地はさほど遠くない。


盗賊なら輸送隊を狙うはずで少人数とはいえ兵士だけの列を

襲ったりはしないはずだが・・・



<分からないので3度目を出そうとしているところです。>


誰か上級士官を付けて行かせるように命じた。

前の敵のことで頭が一杯の時にくだらないことで

イライラさせないでほしいものだ。


しかし3度目も戻ってこなかった。


基地になにかあったのだろうか。

補給が無くては戦いを続けることは困難になる。


前線を少し下げて防御体制を整えてから基地になにかあっても

制圧できるくらいの人数をさいて向かわせた。


・・・・・・帰ってこなかった。

いや、伝令だけは戻ってきた。


兵站基地は人の国の勇者に占拠されていたと言う。

そんなバカな!!! 。


第二報は来ない。

まさか・・全滅・・という言葉が頭をよぎる。


何組か斥候を出したのだが帰ってきたのは一人だけだった。

兵站基地は跡形もなくなっていたそうだ。

いっしょだったはずの兵もなぜか消えたと言い張った。


いくらなんでも無くなるなんてそんなことが・・。

基地を全部隠蔽してしまうなんてことができるんだろうか? 。

人の国の勇者・・・。


前線にある物資の残りが少なくなってきたと副官たちが話している。


自分の目で確かめたくなり出てみることにした。

危険だと止める者もいたがココは戦場なのだ。

どこも同じ危険な場所だろう。


本当に何も無くなっていた。人っ子一人いない。

隠蔽の魔法の痕跡もない。


でも魔力を使ったらしいことは分かる。

そう思った時足元が崩れた。

しまった! と思ったが遅かった。


おでこに妙な模様をつけた間抜け面の勇者と対面する羽目になった。

 はなまるスタンプ、まだ落ちないんだね。


あっちでもこっちでも間抜け面って言われてるのって困るなあ・・

一応カッコイイ勇者を目指して書き始めたんですけど・・。


なんだかだんだん平凡顔からドロップアウトしていきますねえ。

うん・・婚約者の彼女が美人でよかったです。

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