まったりゆったり癒し風呂
「あ”~疲れた」
「だな~」
ここは浴場。
効果音をつけるならカポーンとか音がしそうです。
まぁ、日本の銭湯とかよりは狭いですが12畳はありそうな空間に6畳ほどの浴槽が埋まってるっていう感じですかね。
あ、シャワーとかはまったくないです。
でも、これだけ広いと大きく伸びをしても何処にも当たりません。
ちゃんとお湯も出てるし最高です。
天然の温泉らしいですよ。
この国の特産らしくって、いくら使ってもただ。
無料ですって、奥様聞きました。
効能は擦り傷は、打ち身、神経痛はもちろんのこと美肌効果は抜群らしいです。
どうりで、この国の女性はお肌がつるつるなわけだ。
下手な化粧品使うより、温泉に入ればお肌がモチモチになれるって最高だよな。
そっか、街中で女性が多い気がしたけど理由は温泉なのかな?
やっぱり温泉大国で育ちました俺としては温泉大歓迎です。
聞いたところによると、一般の住宅にはお風呂はないそうです。
その代わり大浴場があって市民だと無料で入れるらしい。
なんか、中世のローマって感じ?
「いい湯だな~~~」
「ははは~ん」
「いい湯だな」
思わず日本の歌を歌ってしまいますが、おじさんがいい声で合いの手を入れてくれます。
やはり、温泉大浴場ときたらこの歌でしょう。
まぁ、若い子達は知らないと思いますが。
あっ、私もピチピチの高校生なので若いですよ。
DVDで見たんです。
「やっぱり温泉はいいね~」
「おじさん、あんまり湯船入らないじゃん」
「長く入るとのぼせんだよ」
訓練で埃まみれになった体に温かいお湯がしみます。
あっ、痛いって意味じゃなくて気持ちいいって意味ですよ。
因みに、温泉・・・湯船に浸かる習慣があるのはこの国だけで他の国はないそうです。
そう考えるとリョクさんに拾ってもらって助かったってところですね。
「おじさ~ん。疲れたよ~」
「み~はインドアだからな~」
暗に動かないからこれくらいで根をあげるとの事ですね。
分かってます。
アウトドア何それ?美味しいの?
が心情ですからな。
部屋に閉じこもってゲームをクリアして方が楽しいですし。
「まだまだ鍛錬が足りませんわ」
「何故あなたがいるんですか?」
なぜか風呂に入りたいというと、おまけで幼女がついてきた。
だから、ロリコン属性はありません。
熟れ熟れの熟女が好きです。
青い果実も嫌いではありませんが・・・
青すぎるのはNGです。
毛も生えそろってない子供に興味はありません。
「敵情視察よ」
「敵って・・・」
幼女はおじさんの胸に釘付けです。
でかいもんね~・
まだ若いから張りがあるし。
年取ったら絶対に垂れるぞその乳。
なんて思いながら、俺は自分と幼女のを比べる。
幼女、俺と同じくらいだし・・・
って、俺の乳は幼児なみの大きさなのか?
落ち込むわ~。
浴槽の縁に頭を預けて天井を見上げます。
「こんな狭いお風呂に私が入らなければいけないなんて」
「なら、来なきゃ良いじゃん」
「だから、敵を知るためですわ」
なら文句を言うな。
このお姫様は専用のお風呂があるらしい。
そっちに入ればいいものを。
今現在幼女は立ったままメイドに体を洗わせています。
自分では一切動いておりません。
まぁ、俺たちにもお背中流します。と来たが全力で拒否しました。
自分の体くらい自分で洗えます。
ここは、いうなれば使用人の風呂場だそうだ。
幼女曰く自分のところの浴室はもっと豪華らしい。
ライオンの口からお湯が出てるんだと。
ザ・金持ちって感じだね。
俺としては成金趣味だと思うけど。
リョクさんのところにもありましたけどね。
俺はこちらのほうが好きです。
富士山の絵でもあれば完璧ですね。
後ケロヨンの洗面器。
ばしゃりとお風呂のお湯をすくって顔を洗います。
「っ」
目の端の傷に温泉が少し染みる。
最初湯船に体を入れるのが大変でした。
擦り傷、切り傷もいっぱいあるからお湯が染みるんですよ。
どこかの幼女がポイポイと俺を放り投げてくれたせいですけどね。
あんなに軽々と投げられると男のプライドなんてなくなるね。
多少・・・かなり腹が立つけどね。
「こんなこともできませんの?」
「赤ん坊にでもできますわ」
「よくそれで生きてこれましたわね」
「本当に何から何まで駄目な人」
「生きていく価値ありませんわ」
そこまで言う?というくらい言われました。
あまりにもムカついたので本気で殴りにいったくらいです。
まぁ、軽々投げられましたけどね。
確かに駄目人間だけどさ。
休日は部屋からほとんど出なかったし。
クラスでは休み時間も一人だったけどさ。
そこまで言われることなくないか?
こっちとら格闘は初めてなんだよ。
そう言ったら鼻で笑われた。
その上、右手一本で投げられて負けた。
他の人がどんなに慰めてくれても立ち直れなかったもんな。
あまりの悔しさに涙が滲んだわ。
ここ数年泣いたことなかったのに。
幼女に泣かされたぜ。
そんなこんなで、練習もお開きになったのに、なぜ元凶がここにいる。
お前のせいで肉体的よりも精神的にボロボロだわ。
折角おじさんの裸を堪能してささくれ立った気持ちをなだめようと思っていたのに。
お邪魔幼女が一匹。
害虫だよな。
こいつと本当に旅に出なきゃいけないのかな?
精神的にやられて異世界でうつ病になるぞ。
「おじさぁん」
「ん?どうした?」
シャワーがないためおじさんは胡坐をかきながら盥に溜めたお湯を頭から一気にかぶっております。
後ろから見てると豪快の一言。
おっさんだな~。
見た目はしとやかな女性、中身はおっさん。
性格知ってるだけにギャップがな~。
女らしさ0です。
浴槽の縁に顎を乗せておじさんを眺めます。
滑らかな白い肌。
肌にはシミ一つついてない。
柔らかな曲線がなんともいえませんな。
頭を洗うたびにゆれる大きな乳房がこれまた・・・
「み~。あんまみんな。視線が気になる」
「へいへい。すみませんね~」
観察を怒られたので再び天井を眺めます。
高い天井だな~。
掃除とかどうするんだろう。
「無理だわ」
「あ~、後々矯正してくしかないな」
「俺は嫌ですよ」
「おいらは無理だぞ」
「じゃぁ、もう絶望的じゃないですか」
「シャク君もリョク君もダメだしな」
何が無理と言わなくてもわかってくれるとはありがたい。
今の無理は幼女の事。
一緒に旅したくないと言う俺の心情だ。
「もう帰りたい」
「だらしないですわね」
お前が原因なんだよ。
それにしても、朝の訓練から後何故か幼女のことが苦手というか一挙一動が勘に触るというか。
見ていてイライラする。
それになんだか、既視感に似たものを感じる。
目を閉じて過去を振り返ってみる。
似たセリフを誰かに言われた気がする。
誰だったか思い出せない。
「あ~~~~~!!」
そんなことを考えながら、トプリと湯に頭まで沈めます。
なんだか、疲れた。
ブクブクと湯の中で息をつくと空気の泡が上っていきます。
その途中で、白いむっちりとした太ももが視界の端に映ります。
おじさんが入ってきたのでしょう。
横目で見るのをやめて、おじさんの乳を間近で見ることにします。
かぶりつきです。
おじさんも嫌がっていませんし。
嫌なことは忘れて生乳堪能です。
と、突然。
ガボガボガボ
俺は急浮上します。
「すまん。屁がでた」
色々な意味でがっかりだよ!
おじさんのおならが顔面直撃だよ。




