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さる❖とび  作者: 杉山薫
第1部 激突 関ヶ原
7/20

連続放火事件 1

「佐伯隆、24歳。独身です。僕は国民の皆さんから信頼される刑事になりたいです」


今から5ヶ月前の新宿署刑事課配属の際の佐伯刑事の挨拶である。


配属最初の担当は『歌舞伎町放火事件』。まさかその後4ヶ月連続で起きて『連続放火事件』となるなんて誰が想像できたであろうか。


 オレは連続放火事件の現場を捜査するため事件簿を片手に放火現場を視察する。共通するのは⋯⋯。雨ではない日に屋外が出火場所。屋内に放火するなら雨の日でもいいと思うが⋯⋯。どうしても屋外で放火したかったのか。この放火犯は⋯⋯。


現場を歩いて、もう一つわかったことがある。JR新宿駅から見ると各現場は別々の通りなのだが、横から見ると一直線上に火元が並んでいるのだ。


一体、どういうことなのだろうか?


わざわざ一直線上に並ぶように放火しているってことか?


聞き込みをしても大した証言も得られなかったためオレは歌舞伎町を後にした。

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