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魔法薬を作るの楽しい

魔法薬がキーアイテムに?

魔法薬の作成での自己改造に手応えを感じた私は、ルナさんに手伝ってもらいつつ更にじゃんじゃん魔法薬を作ります。


「お嬢様、なんか…お肌の調子が良くなってきていませんか?」


「魔術回路のデトックス効果が出てるのかな?ルナさん、お手伝いありがとうございます!おかげでお肉もこそげ落とすことが出来そうです!」


「いえいえ、お嬢様のお役に立てれば幸いです」


「でも、魔法薬の作成ってなんだか楽しいですね。ルナさんは嫌になってませんか?大丈夫ならまだまだ作りたいんですが」


「もちろん大丈夫ですよ!」


頑張って魔法薬を作り続ける。そして一週間。魔力を使えば使うほど体重が落ちている。それでもまだ醜女だけれども。


「良い感じに痩せてきましたね、お嬢様!」


「うんうん、ダイエットとしては非常に良い滑り出しですよね!この調子で頑張りましょう!」


ということでこれからも魔法薬の作成ダイエットを頑張ろうと決め込みました。


「ところで、この大量の魔法薬なんだけど」


「はい。売り捌きますか?」


「ルナさんに上げます」


「え!?いいんですか!?助かります、これ飲むと身体が楽になるんですー!」


「それと、ルナさんの方から他の使用人の人達にもプレゼントしておいてくれませんか?」


「え…でもみんな、お嬢様が眠り続けていた時心配すらしていなかったんですよ?そんな薄情な使用人にまで上げていいんですか?」


「私は別に問題ないです」


「お嬢様…そうですよね…お嬢様はいつも人のことばかり考えていましたもんね…私、なんでそんなことも忘れてお嬢様を目の敵にしていたのでしょうか…?なんか、マノンお嬢様が神の愛し子を名乗り出してから、お屋敷の雰囲気がおかしくないですか…?」


「ルナさん」


「は、はい、お嬢様」


「今はまだ時期じゃないから。だからその疑問は一旦置いておいて、ね?」


「お嬢様…」


「で、配ってくれます?」


「…わかりました!お任せ下さい!必ずこのルナが、使用人のみんなに配ってみせます!」


「うんうん、よろしくお願いしまーす」


…もし万が一、マノンが洗脳紛いのことまで行なっているのなら、この魔法薬がそれを解いてくれる可能性もあるし。そうでなくてもみんなの助けになるはずだしね!


「では行って参ります!」


「はい、行ってらっしゃーい」

ここから巻き返せるかな?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 徐々に主人公のターンという感じですね。 孤児院のシスターやリーグルおじちゃんのフォローもいずれあるのでしょうか? でも、その疑問は一旦置いておいて、ね? の考え方 結構好きです。 何にも話…
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